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2025/07/17 16:45 |
世の中の裏側
昼時の品川駅。

突然の通り雨が道行く人達を襲い掛かり、乾いたアスファルトは瞬く間に濡れていく。
かんかん照りの陽気だったところに襲い掛かる通り雨。傘を持っていない人は、一目散に雨宿りできるところへ走っていく。汗でビッショリのシャツを、更にビッショリにさせて。
降りつける雨は熱を帯びた道路によってみるみる蒸発し、ただでさえ蒸し暑い東京をより蒸し暑くさせる。

そんな中を、一心不乱に、お経を唱える一人の修行僧。
駅前のアーケードにいたので、雨で濡れてはいないが、顔から首筋から、お布施を入れるための椀を持つ手に至るまで、じっとりと汗で濡れている。
走り行く雑踏。突然の通り雨の音。全てが修行僧の経を掻き消していく。
振り向く者は、誰もいない。まるで、そこに修行僧がいないかのように、皆通り去っていく。

それでも、修行僧はその身に課せられた修行を全うするため、静かに経を唱え続ける。




二時間後。埼京線の電車内にて。




渋谷駅から乗ってきた一人の修行僧。
昼下がりの埼京線なので、ガラガラに空いていることをいいことに、

   ドカッ (←ぞんざいに座る音)
   ズシッ (←足を投げ出す音)
   ズンッ (←無礼な若者の如く足を組む音)

悠々自適に両腕を座席いっぱいに広げて座るさまは、まるで大勢のキャバクラ嬢を両腕にはべらせているかのよう

更に高田馬場付近で、おもむろに携帯電話を取り出し、何と堂々と通話

   「もしもしー? 今高田馬場あたりー。もうすぐ着くからー。じゃっ」

極めつけは、池袋に降りる直前に見えた、彼の左手首。
ブランドはわからないけど見るからに超高そうな腕時計がキラリ





「世の中なんてそんなもんだゼッ!」

ということを思い知らされる一例でした。
ちなみに上下の修行僧は同一人物ではありませんので、あしからず。

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2006/07/15 15:47 | Comments(0) | TrackBack() | Diary
中田英寿選手の引退に寄せて
『お疲れ様』


とは言いません。


『きっと戻ってきてください』


『待ってますから』




貴方のサッカーに対する想いは、「これで終わり」ではないはず。

サッカーが誰よりも好きで、
十分な結果が出せずに、誰よりも悔しいと思っている、
貴方だから、こそ。

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2006/07/04 00:55 | Comments(0) | TrackBack() | Diary
おもろい記事特集 9
機能性ガム かんで1~2時間後、体からバラの香り


 カネボウフーズは27日、機能性ガム「オトコ香る。」<ローズメントール>を7月10日に発売すると発表した。汗とともに放出されやすいバラの香気成分を配合。かんでから1~2時間後に、体からバラの香りがする。
 同社の食品研究所によると、バラに含まれる成分「ゲラニオール」はにんにくやアルコールなどと同様に皮膚の汗腺から汗とともに放出されやすい成分で、滋養強壮成分が豊富な植物「マカ」も加えミント風味のシュガーレスガムに仕上げた。
 体臭や香りを気にする20~50代の男性がターゲット。9粒入り126円。駅の売店やコンビニエンスストアで販売する。



ちなみに、パッケージのデザインはコチラ ↓

オトコ香る。



そして想像してみてください。
40~50歳代のバーコードヘアの小デブのおっちゃんや、アキバに徘徊してそうなキモオタ男が、バラの香りを発しているところを。


マジでドン引きするのはオレだけではないはずだ。



朝の満員電車の中がバラの香りで充満してたら、その日1日のテンションは下がりに下がるのは間違いないはず。

ちなみに、会社の女の子にこの記事を見せたら、全員爆笑していました。

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2006/06/28 12:45 | Comments(0) | TrackBack() | Diary
W杯:日本×ブラジル戦
思い通り!



思  い  通  り  !



嘘です、すみません。思い通りではないです。

対クロアチア戦後、『言いたいことは全て終わってから』と申し上げましたが、対オーストラリア戦と何ら変わらない展開に、言葉を失ってしまいました。

ブラジルにとって、もちょっとてこずってもよかったかなー、と思ったのに、だ。

日本選手の皆さん、お疲れ様でした。



※ちなみに対ブラジル戦も、TV観戦はせずYahoo!のサイトを見るのみ。
 まぁあれだ。俺のジンクスなんぞ関係なかったな。

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2006/06/23 12:55 | Comments(0) | TrackBack() | Diary
東京の中心で断末魔を叫ぶ
品川港南口方面に始めてきた友達との会話。




「あのさぁ、あそこ、やたらとカラス達が騒いでいるところ、あれ、何?」


   ああ、あれ? 殺戮の坩堝


「……………………え?」


   あの施設では、夜な夜な断末魔の叫びが地の底から這い出るように
   轟いているんだよ。カラス達は、さしずめ彼らを弔う鳥葬の役目かな。


「………………………………」


   毎日のように鎖に繋がれたものたちが一斉にあの施設に入って、
   自分の最期を今か今かと戦々恐々と震えながら待っているんだ。


「な、何でそんな施設が? 誰がそんな酷いことを?」


   誰が……って、東京都でしょ?


「東京都が、そんなこと許していいの!?」


   えー? だってしょうがないじゃん。自分たちのためだし。
   それに、都民の事も考えての施設なんだよ。


「イヤだよ! 何で殺戮が都民のためなのさ!」


   じゃあ、君はあの施設には反対?


「反対反対! 絶ーっ対反対!」


   んじゃ、今日今の時点から君の食事にステーキはなしね。
   もちろん牛丼もね。


「……………………え?」



というわけで、正解は
東京都中央卸売市場の屠蓄場です。
ここで、出荷された生体の牛さんや豚さんが生肉処理されて、私達の食卓に運ばれるんですねー。勉強になりましたねー。

もちろん近くにはマンションがありますため、防音対策はできてますよ。断末魔なんて聞こえません。あ、でもこれから卸売市場へ入っていく自分の死期を悟った牛さんたちの心の叫びは聞こえますけど。

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2006/06/20 19:05 | Comments(0) | TrackBack() | Diary

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