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2025/08/27 23:29 |
久々のバトン

スッキー氏よりバトンをいただきました。
以前から受け取っていたのですが、回答するのが遅れてしまいまして…… 申し訳ありませぬ。

というわけで、Let's try !!


1.まずバトンを回す人を回す人を5人挙げてください。
  つーかこのページを定期的にご覧になっている方がいるのかどうか……

  しょうりんじゃ氏NG/DC氏、そして無事ご息女を御産みになったようこ氏
  お願いします。

2.今、いくつですか?
  現在の時点で27歳です。何の進展もない崖っぷちの人生を送っています。 orz

3.職業は?
  IT関連企業です。それもかなり特殊な。

4.好きな異性のタイプは?
  身も心も綺麗な人、それと面白い人です。
  そして何より、芯の強さを持っている人。
  まぁ、異性に限らず芯の強い人は好きですね。

5.自分の特技は?
  活用する場が極端に限られる無駄な記憶力。

6.ずばり今の悩みは?
  腹肉
  そして独り身であること…… 

  って、何かどんどん自虐的なネタになってきたような…… orz

7.好きな食べ物☆嫌いな食べ物は?
  「君の手作りならなんでも、さ…」って言わせてくれる人募集中でっす!

  すみませんすみません、すっげー調子に乗りました。
  現在は品川インターシティの『ロムレット』というお店のオムライスに夢中。
  ジャガイモとベーコンのクリームソース仕立てのオムライスがなかなか美味。お勧めです。

  嫌いな食べ物は、言った人ほぼ全員に「舌大丈夫なの?」とか「意外すぎる」と言われます。
  おでんの大根。食わず嫌いではなく、食って嫌いなのです。
  最近は食べられるようになってきたけど、以前は口に含むだけで吐き気を催しました。


8.回してくれた人の印象?
  超兄貴。これにつきます。

9.あなたが愛する人に一言
  両親には、「産んでくれて有難う」
  友達には、「友達になってくれて有難う」
  人生の伴侶とその人との間に出来るであろう子供は、これからのお楽しみです。

10.次に回す人へのメッセージ
  しょうりんじゃ氏 : 何か色々なところ飛び回って大変そう。体に気ぃつけてな。
  NG/DC氏 : そろそろ周囲の
異変は、日頃の悪さが原因であることに気づくべきです。
  ようこ氏 : 家族が増えた分大変になるけど、でもその分大いに楽しんでください。

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2006/12/01 20:52 | Comments(3) | TrackBack() | Diary
[Review] めぐみ-引き裂かれた家族の30年

めぐみ-引き裂かれた家族の30年ある日突然、娘がいなくなった。煙のように、消えてなくなった。
辺りを探した。探し続けた。考え得る限りの場所を。使い得る限りの時間を使って。
寝ても醒めても、頭に浮かぶことは娘のことばかり。辛い目にあっていないだろうか。苦しい思いをしていないだろうか。どこかで寒さに縮こまっていないだろうか。

けれど現実は、あまりにも辛く、あまりにも酷い。

娘は北朝鮮に拉致されていた。理不尽で身勝手な理由によって。そして娘の身柄は、政治と外交の交渉事に利用さえている。特別な力を持たない、ごく普通の女性なのに。
何度も頭を過ぎり、何度も浴びせられる『死亡』。だが提示されたものは、あまりにも人として信じがたく、許すことの出来ないものばかりだった。

幸せだった。つい昨日まで。ごく普通の、ごく有り触れた生活でも、本当に幸せな日々だった。
なのに、どうして? どうして     



目の前に現れる映像は、直視することができないくらい、あまりにも辛いものでした。
でも、自分達の大切な息子・娘との、兄弟姉妹との幸せな生活を奪われた人たちの苦しみや辛さは、この映画を鑑賞した僕など遠く及ばないくらい、それこそ言葉に出来ないものであるに違いありません。

また、この映画はドキュメンタリー映画です。変に解釈や物語性を含めたものではありません。横田夫妻をはじめとする拉致被害者家族会の方々が、大切な我が子を奪われて、立ち上がり、雑草のように踏みにじられながらそれでも踏ん張ってきた、そして今も尚踏ん張っている姿を『ありのままに』描いています。
だから、この映画に特定の結論はありません。ただただ、彼らの奮闘振りを、伝えたいこと・知ってほしいことを描いているだけです。それも、『拉致問題解決』を政治的な意味合いで、仰々しく声高に主張しているのではありません。彼らの望みはただ一つ。「息子を、娘を返してほしい」。それだけです。

そんな中で、僕達が出来ること。きっと、何も出来ないかもしれません。
それでも、彼らが歩んできた道筋を、ほんの僅かでも『知る』ことに、意味があるんだと思います。『知る』ことによって、『関心』が高まる。やがてそれは、世の中を動かす
大きな力になる。
きっと、元のような生活には戻れなくても、その力が、彼らを再び普通の幸せな毎日が送れるよう、願って止みません。

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2006/11/29 22:51 | Comments(0) | TrackBack() | Review - Movie
[Review] 麦の穂をゆらす風
麦の穂をゆらす風人の想いの強さは、やがて国をも動かす。
けれど。
その想いは、必ず誰かを幸せにすれば、不幸にもする。
人が人の想いを、『力』として表現し続ける限り、必ず誰かを傷つけ、必ず誰かを苦しめる。人が人であり続ける限り、抱き続ける想いの分だけ、自らの手を血に染める。
それが、自らの血を分かつものでさえ     


この映画に登場する人物は、決して時の英雄ではなく、また、歴史書に名を刻む者達ではありません。一人では何も出来ない市民達。『国』や『戦争』という、得体の知れない大きな力に捩じ伏せられれ、蹂躙され、理不尽な毎日を過ごす市民達。
でも、彼らの持つ『アイルランド人』としての誇りと、『自由なアイルランドへ』の想いは、何よりも強く、何よりも大きいものでした。決して彼等だけで勝利を勝ち得たわけではありません。が、それでも彼らの自由を願う強い想いは、彼らの望むままの未来を築く一端になったに違いありません。

しかし。
それでも、完全な自由は決して得られたわけじゃない。
未だ縛られ続けられる彼らの想いは、やがて歪みを生じていきます。
何のために戦ったのか。
迷走するままに、彼らは再び『力』を以って『力』に対抗し、『血』を以って『血』に対抗する。

辛く、苦しく、そして悲しい惨劇。本当の『喜び』を唯の一度も味わうことなく、自らを不幸に導き、そして誰かを不幸に陥れる。


この映画は、ただの戦争映画ではなく、また単に「戦争は、人を傷つけることは良くない」といったことを声高に語っている映画ではありません。
想いの強さを『力』に還元してしまったことが、悲劇と不幸を紡ぎ、そして今も尚紡ぎ続けている物語です。ふと横を見れば、テレビに放映される数々の惨劇。理不尽な『力』によって、本来得られるはずであった『幸せ』を、無残に散らされてしまった光景が、眼に焼きついて離れません。

一体、『力』というのは何なのか。行使することが『悪』なのか。それとも、『力』そのものが悪なのか。
普段の生活から、何気ないところで使われている『力』と言う言葉。『力』という御業。
それによって、人は心を奪われ、時としてその想いは歪められ、同族でありながら僅かばかりの差異に対し優越感に浸りたいがために、『力』を行使する。

人の『想い』と『力』は、相反するものなのか。
否。
本来ならば、それは表裏一体の存在のはず。ならば何故『力』によって人は苦しみ続けるのか。
それは、自己の『満足』のために、『力』を行使するから。

確かに、この世の人間全員が幸せになれる『術』や『力』は存在しません。
ですが、ほんの少しでも多くの人を幸せにするために、『術』や『力』は存在するはず。
過ちに満ちた過去を振り返って、もう一度立ち返ってみるのもいいかもしれません。本当の『強さ』と、本当の『力』とは、一体何なのか。
そして、国を守りたい『想い』のために、その『力』をどう行使するのか、を。

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2006/11/24 00:57 | Comments(3) | TrackBack() | Review - Movie
[Review] トゥモロー・ワールド
トゥモロー・ワールド漫画家・冨樫義博の作品『LEVEL E』(←実は富樫漫画で一番好きな作品)の中で、ある宇宙人と性交をすると、その宇宙人に内在するウィルスが散布され、地球人の生殖能力の一切が奪われ、数世代のうちに地球人は絶滅する、なんていう物語がありましたね。
漫画の世界ですので、未然に阻止され、その後も地球人としての人間社会が営まれるわけですが。

ただ、漫画の世界とは違い、現実はもはや『架空の世界』とは言っていられません。
方や日頃のストレスの鬱積により、発散の対象となった子供が死ぬ。一方で医療も食料も何一つ満足に与えられず、生きたいという強い意志も虚しく息絶える。
『本当』に起こり得る未来。それも、原因不明の病原体とかそんな生易しいもの以上に、大人たちの都合と身勝手な自己満足によって。

そして、何年経てようやく待望の子供が生まれたとしても、それでも人間は変わらず愚かな過ちを繰り返していくのだろうか。新しい生命の誕生を純粋に喜ぶことをせず、自分たちの主権を獲得するために、政争の具にするために子供を扱うのだろうか。
新たな生命の『幸せ』すら、一切排除された世界。それでは、神が人間を見放すのも、当然の事かもしれません。


近未来のSF映画というカテゴリーですが、舞台となるロンドンは現在と全くと言っていいほど変わっていません。広告媒体とかが動画になって、若干SFチックさを醸し出していますが、現在から20年の時を経ているにも関わらず『変わっていない街並み』を描写するのは、人間の『停滞』をまざまざと表現していると感じました。
何も変わっていない人間。欲望を満たすだけの身勝手さも、過去を反省し未来に活かさない愚かさも。変わったのは一つだけ。「子供が生まれなくなった」。
まるで、本当に神の怒りを受けたかのように、未来に何も感じなくなった世界。そんな世界に生まれた待望の子供は、一体、何を見、何を感じ、何を糧として生きていけばいいのでしょうか。

P.D.ジェイムズのミステリー小説『人類の子供たち(The Children of Men)』を題材にした、正しく現代に生きる『大人たちの責任』を警鐘する映画です。漫画と同じく、この映画もフィクションです。が、それでも顔を背ける事は出来ません。
本当に起こるかもしれない現状を見れば、それは当然の事かもしれません。

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2006/11/21 01:57 | Comments(0) | TrackBack() | Review - Movie
[Review] 手紙

手紙     もし犯罪者が君の大切な人を殺したら、どうする?

許さない。絶対に許さない。

     殺したいくらい?

そうだね。殺したいくらい憎らしい。

     じゃあ、もし本当に実際に被害者になったら、犯人を殺す?

……………分からない。

     なぜ? 殺したいくらい憎らしいんじゃないの?

出来るものなら。でも     

     でも?

もし本当に殺してしまったら、きっと僕の家族を苦痛に追いやってしまう。
僕に親しくしてくれた人に、悲しい思いをさせてしまう。
映画『手紙』の主人公と同じように。この先生きていくことすら辛く感じてしまうくらい。


     そうだね。
     『人殺し』のレッテルは、きっと死ぬまで消えない。いや、多分死んでも消えない。
     その家族も、『人殺しと親しい者』として、この先ずっと白い眼を向けられて生きていく。


被害者の苦しみは、被害者でしか分からない。
同時に、加害者と親しい人が受ける苦しみは、その人にしか分からない。


     けれど恐ろしいことに、周りが被害者の苦しみを理解している『振り』をしていることだよ。
     まるで自分達も被害者であるかのように振舞っている。


もし、加害者を憎んでいい権利があるんだとしたら、それは被害者だけだ。
『何もされていない』人たちが、まるで自分達も『何かをされた』かのように、加害者を蔑んでいい
理由はないと思う。


     じゃあ、君はもし傍観者の立場だったら、犯罪者を受け入れられる?

……………分からない。

     すぐには受け入れられないの? なぜ?

………怖いから。

     何が『怖い』の? 自分も被害者と同じように殺されることが?

それもそうだけど、………周りが。

     周りの『何』が怖いの?

白い目で見られるのが。「犯罪者と親しい人なんだ」と思われるのが。

     それって、結局は自分のためなんだね。
     どんなに理想を挙げ連ねても、最後はわが身可愛さに走ってしまうんだよね。
     でも、それが『人間』だよね。


……………。

     いじめや談合、責任転嫁といった、様々な社会問題と一緒。
     わが身可愛さに、自分が被害者にならないように、見て見ぬ振りをしてるだけ。
     そういう『受け入れることの出来ない』体質が、更に犯罪や自殺を増長させているのに。


犯罪者にとってみればたった一回の過ちが、こうも負の連鎖を繋げているんだね。

     そうだね。
     でも、その負の財産しか生まない体制を『変えられる』のも、人間しかいない。
     確かに、過ぎた罪を無かったことにするなんてことは出来ない。
     一度殺した人を、生き返らせることなんて絶対に出来ない。
     でも未来は、何物にも染まっていない未来は、いくらでも変えることが出来る。


きっとこの先も、辛く苦しい未来が続くのかもしれない。
でも誰も受け入れてくれなければ、きっとまた負の遺産を生み続けるだけなんだ。
ほんの少しでも受け入れる気持ちがあれば、もしかしたら変えられるかもしれない。
言うは易しするは難し。でも、映画『手紙』に登場する人物のように、心の暖かい人が周囲にいれば、きっと変えられるかもしれない。

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2006/11/19 00:11 | Comments(0) | TrackBack() | Review - Movie

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