願いを叶えるのは、人間だけ。
神様は、その願いが成就するために、ほんのちょっと後押しするだけ。
勿論、その時その時の運もありますが、本来、人間には底知れないほどの力を持っている。絶対に叶えられない願いもあるけれど、人間の力如何で叶えられる願いは、必ず、叶えることができる。窮地に追い込まれた時でも、周りに頼りになるものが何も無くても、それに立ち向かって、あるいはそれをバネにして這い上がっていく人間の強さを、この作品から感じました。
『人間万事塞翁が馬』とでも申しましょうか。傍から見れば敬遠したくなる貧乏神、疫病神、死神でも、その捉え方次第で、いくらでも人生を好転させる機会になる。ただ単に人間に対して不幸を与えるだけの存在じゃない。表裏一体の性質を持つ日本の神様って、本当に面白いと思いました。
今の世の中って、どこに行っても情報や物が揃っていて、逆に手に入りにくいものなんてもはや無いんじゃないかというくらいに溢れかえっています。そんな世の中だからこそ、どこか危険を感じるのです。言うなれば「サバイバル能力が欠損している」ような気がして。
ある日突然、一切の電気が通じなくなったら。電話もメールもできなくなったら、人間は一体どうなるのか。ついこの間まで身近にあった便利な道具がいきなり姿を消して、何もできない状態に陥ってしまったら、人間は一体どうなるのか。多分、ほとんどの人が、右往左往して、何もできずに、「神様助けて!」とお願いしてしまうんじゃないんでしょうか。あれだけ先端科学やITが席巻していたのに、いざ全てが使い物にならなくなってしまうと、瞬く間に『神頼み』と、原始の状態に戻ってしまう。
けれども、結局のところ神様は決して助けてはくれない。自分で願いを叶えようとしているところに、ほんのちょっと後押しするだけ。
「天は自ら助くる者を助く」とはよくぞ言ったもので。『ダイ・ハード』でもそうですが、いざ自分が窮地に追い込まれた時に、どうすればいいか。最後の最後に、本当に頼れるのは、己の肉体と頭脳だけ。物と情報で満たされている世の中だからこそ、身につけていって欲しい強さとしなやかさ。多分、貧乏神や疫病神、死神が取り憑いていないと、実感できないかもしれませんね(笑)。
勿論、僕自身も単純に俯瞰的に他を見るだけでなく、自分自身も省みて、その上で強さとしなやかさを身につけなければいけないと思っています。これから先、何が起こるかわかりませんし、人生は常に修練の連続ですから。
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けれど、内面が大人になってきたからこそ重く圧し掛かる苦悩や挫折。それに対する責任。彼らにとっては大人になることは今か今かという風に心待ちにしてきたものの、いざ大人になってみると、「もうあの頃には戻れないのか……」と思うかもしれません。子供だった頃に見えたものも、大人になるにつれて見えなくなる。けれど、大人になるからこそ見えるものもあることもまた然り。これからの、彼らの更なる成長と飛躍に目が離せません。
物語に関しては、展開が非常に速い。これまでの作品に比べて目に見えるくらいに速いと感じました。「え? いきなりこんな展開に??」と思うこともちらほら。
ただ、次回作への伏線を多少残しているとはいえ、基本的な物語の流れは一本筋。やはり、主な鑑賞者はお子さんなわけですから、枝葉のように伏線が敷かれてて、大風呂敷を広げるような物語展開にすれば、きっと理解できずに終わってしまうこともあるのでしょう。多分、原作をお読みの方からすれば、「え? この部分は端折ったの?」と思うこともあるかもしれません。ですが、映画にはもしかしたら初見の人もいらっしゃるかもしれないわけで。その部分は、監督をはじめ数多くの方が苦心なされたのでしょう。
なまじ、このシリーズは話が佳境に近づくにつれて、どんどん展開が複雑になっていきますから。それを約2時間30分の僅かな枠の中に収める、というのが、彼らの腕の見せ所なのです。
この作品を観て僕が感じたコンセプトは、『ハリーの決意』です。
ヴォルデモート卿を思い止まらせるほどの潜在力と強力な魔力を持ったハリー・ポッターであっても、第1作~第4作までは、どことなく頼りなかった。自分は何も知らない。何も知らされていない。ただ周囲だけが知らない間に事を進めていって、自分自身が進むにしても、誰かのナビゲートがないとすぐに一寸先が闇になってしまう。
自分が選んだわけでもないのに。選びたい選択肢でも無いのに。
ヴォルデモート卿が復活しても、狂言よわばりされて、皆が皆白い目で見て、誰も味方に思えなくて。
でも、一人じゃない、こんな自分自身でも、支えてくれる誰かがいると知った時、ついに彼は自分の力の使い道を決めた。自分が今直面している運命の矛先を決めた。迷いながら歩いてきた彼が、ついに『決意』を固めた。それは同時に大いなる『覚悟』と『責任』を伴うけれど、それでも自分を信頼し、励ましてくれる仲間がいる。
それでも、彼にとっての脅威が消えたわけではない。今後も容赦なく彼と彼の大切なものに襲い掛かるだろう。まだ迷う事だってきっとある。でも、もう『止まる』ことはできない。運命の歯車は、ついに回り始めてしまったのだから。
たとえこの先、大切な人を一人、また一人と失おうとも
この世に生を受けた瞬間から、彼はずっと苦難の連続でした。だからこそ、一人の『ハリー・ポッター』のファンとして、幸せになって欲しいと願っています。「これ以上誰も失いたくない」と願いながら戦い続けてきた彼だからこそ、自身の幸せがいつか訪れるようになるといいですね。
今更感満載のネタですが、脳内メーカーにて脳内イメージをとってみました。
まずは本名から。
まずは本名から。
続いてハンドルネーム(Cyber)。
もはやコメントのしようがないくらい正直な脳内構造でした。
特に本名においての脳内構造なんか、自分自身の欲求を正直且つ的確に表現しております。最近仕事が忙しくてねぇ……
荒唐無稽な物語の映画は、他にも色んなジャンルで多数ありますが、誰彼構わず突拍子なまでの迷惑を撒き散らして、しかもそれが本人としては命をかけるほどのシリアスに暴れているあたり、そのギャップのバカさ加減がいいのかも。まぁ放っておいたらそのうち死んでしまうんですから、他人の迷惑なんて知ったこっちゃないよな。
しかし中国製の毒薬を盛られてからの行動より、知人の医師から『エピネフリン』を投与するように言われてからが真骨頂。まぁ自力でアドレナリンを出し続けるというのは限界がありますし、何より身がもたない。
僕は薬学には全くと言っていいほど詳しくありませんが、『エピネフリン』は相当強い薬だということ(生物学的名称と医薬品名称の違いがあってか、『アドレナリン』も『エピネフリン』も交感神経を興奮させるホルモンだとか)。だから少量の投与でするようにと忠告されたにも関わらず、あまりの切迫した状況からか注射一本分を投与してしまい、あとはもう言わずもがな。
ジョン・マクレーンも真っ青の生死ギリギリのアクションと、あからさまな公序良俗違反を繰り広げていくわけです。
しかし『ダイ・ハード4.0』を観た後からか、もうちょっと破天荒振りを発揮して欲しかったなー、というのが正直なところ。まぁ予算の兼ね合いとかもありますし、何より『ダイ・ハード』は不滅の人気アクション映画でもありますし。そこらへんは致し方ないところでしょうけれど。
あとは、次々とタクシーやバイクを乗り換えていきますけれど、最初っから運転手に銃をつきつけて現金と車を奪った後、警察に追われつつ銃撃戦を繰り広げながら逃げ遂せるというのは、期待しすぎでしょうか。後部座席で発奮させるために体を動かしたりヤクを飲んでたりするのでは、ちょっとこの作品の面白さを損ねるなー、と思ってしまったり。
……これ以上言うと「どっちが悪党だ」と言われそうなので止めます。。。
1週間前の大学の先輩からの電話。しかもスイスから。
「どもー。Cyberくーん。お久しぶりです。元気にしてますかー。
今年のホームカミングデイは、7月7日にやりまーす。七夕祭と同じ日でーす。
サークルの仲間も来るから、Cyber君も友達連れて是非是非遊びに来てくださーい。」
2日前。またもやスイスから。
「Cyberくーん、ちょっとお願いがあるんだけどー。
実はホームカミングデイの音響関係を手伝ってくれないかなー。
あまり詳しい人がいなくって。機材の接続だからそんなに重労働じゃないよー。」
やな予感がしながらの当日。イベント事務所にいる先輩と久々の対面。
そして開口一番に↓の一言。
「お、Cyber君来たねー。
じゃ、早速で悪いんだけど、そこの荷物をイベント会場に持って行ってくれる?
あと、まだ会場設営真っ最中だから、机の配置とか手伝って欲しいんだけど。」
キタ ヽ( ゜∀゜)ノ !!!!
こうやって徐々に知人を当日スタッフに組み込んでいくのが、このお方の常套手段。
卒業してから5年以上経つけど、何にも変わってないのネ……
まぁそれでも、色んな友人、先輩後輩に会うことができましたし、それはそれで楽しかったですけれど。
「どもー。Cyberくーん。お久しぶりです。元気にしてますかー。
今年のホームカミングデイは、7月7日にやりまーす。七夕祭と同じ日でーす。
サークルの仲間も来るから、Cyber君も友達連れて是非是非遊びに来てくださーい。」
2日前。またもやスイスから。
「Cyberくーん、ちょっとお願いがあるんだけどー。
実はホームカミングデイの音響関係を手伝ってくれないかなー。
あまり詳しい人がいなくって。機材の接続だからそんなに重労働じゃないよー。」
やな予感がしながらの当日。イベント事務所にいる先輩と久々の対面。
そして開口一番に↓の一言。
「お、Cyber君来たねー。
じゃ、早速で悪いんだけど、そこの荷物をイベント会場に持って行ってくれる?
あと、まだ会場設営真っ最中だから、机の配置とか手伝って欲しいんだけど。」
キタ
こうやって徐々に知人を当日スタッフに組み込んでいくのが、このお方の常套手段。
卒業してから5年以上経つけど、何にも変わってないのネ……
まぁそれでも、色んな友人、先輩後輩に会うことができましたし、それはそれで楽しかったですけれど。