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2017/07/24 05:49 |
[Review] K-20 怪人二十面相・伝
K-20 怪人二十面相・伝この冬に公開された作品を、そんなに数多く観ているわけでもないのに、何故か勝手に「この冬の一押し作品はコレ!」と言ってしまう作品。しかも出てくる俳優さん・女優さんたちが、三谷幸喜監督の作品に引けを取らないくらいのゴージャスさ。しかも、単にゴージャスだけでなく、それぞれの立場や演じ方が面白いくらいに絶妙で、終わるまで楽しく観賞することができました。
何と言ってもこの作品でツボだったのが、かの有名な探偵『明智小五郎』を演じる仲村トオル氏でしょう。なにぶん、シリアスな役とか固い役、それも割りと悪役に近いが多かったのですが、「こ、こんな一面(というか演じ方)があるとは!」と、良い意味で驚きを隠せませんでした(当然、僕の不勉強であるが故ですが…)。また、羽柴家の令嬢役の松たか子氏。多分、単なるか弱いお姫様に過ぎない役柄だったら、絶っっっ対似合わなかったと思うんです。しかし、やはりそこは違ってました。単なる守られるだけではなく、その破天荒と言うばかりの行動が繰り広げられるのですから、「やっぱりこうでなくっちゃ!」と(勝手に)納得してしまいました。勿論、令嬢ならではの世間知らずや天然ボケっぷりのギャップも面白かったです。


最初は割りとシリアスな場面が続きましたが、中ほどになってから徐々に笑いとキャラクターのはっちゃけた行動が次第に大きくなり、最後の最後で、怪人二十面相の正体が明らかに。
結構最初のうちから、二十面相が素顔を出すようなシーンがあって、「あれ?」と思った次第です。だって、この作品のキャッチフレーズは、『怪人二十面相は誰だ!?』。こんなに早々と正体を明らかにしていいのか? と疑問に思ってしまうのも無理はありません。となると、この作品のクライマックスの醍醐味は、如何にして二十面相を捕まえるか、もしくは二十面相の盗みの野望を阻止するか、というところになるのです。
が、クライマックスに差しかかろうとする瞬間に、「明らかに、主要登場人物の誰かが二十面相である」的な展開がありました。しかし、不覚にもそのことをあまり用心深く考えていなかったのです。そして、早々とさらした顔でさえ、実はフェイクであったことには本当に脱帽しました。単純に素直に鑑賞すれば、本気で「二十面相にやられた!」と思わずにはいられないフェイク。二十面相の口上を聞けば、なるほどと思うかもしれませんが、普通は誰しもそうは思わないでしょう。固定観念を逆手に取ったフェイクです。

そして二十面相は、ターゲットにした獲物を、果たして盗むことが出来るのか。それとも、阻止されてしまうのか。それは是非劇場でご確認ください。やっぱり、アクションとかサスペンスには無い、純粋なエンターテインメントを鑑賞するものいいですね。

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2008/12/23 15:48 | Comments(0) | TrackBack(11) | Review - Movie

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金城武を堪能しました^^&”帝都”がユニーク
心の栄養♪映画と英語のジョーク| 2009/09/29 18:48
冬休み中、109シネマズ富谷で2本目に観たのが、「K-20 怪人二十面相・伝」。
欧風| 2009/01/12 09:24
☆あんまり乗り気じゃなかったのだが、姪が「これが観たい」と言うので、いつものMOVIX昭島に向かった。  ハリウッドが、アメコミヒーローを昨今の特殊撮影の進歩によって重厚に再生させたように、邦画も「怪人二十面相」を復活させようとしたのが透けて見えた。  これまでも、ティム・バートン版の『バットマン』がヒットした頃、邦画でも懐かしのヒーロー物が新たに撮られたが、『8マン・すべての寂しい夜のために』を筆頭に、質的にも興行的にも「すべての寂しい夜のために」てな結果となっていた^^;  今回の『K−20』も...
『甘噛み^^ 天才バカ板!』| 2009/01/11 10:15
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はらやんの映画徒然草| 2009/01/03 09:33
◆金城武さん(のつもり)金城武さんは、12月20日公開の映画『K-20 怪人二十面相・伝』に遠藤平吉 役で出演しています。先週、東京厚生年金会館にて開催された試写会で観てきました。●導入部のあらすじと感想
yanajunのイラスト・まんが道| 2008/12/31 22:48
K-20 怪人二十面相・伝’08:日本 ◆監督・脚本: 佐藤嗣麻子「アンフェアthe movie」◆出演: 金城武、松たか子、仲村トオル、國村隼、高島礼子  ◆STORY◆1945年の架空都市<帝都>。19世紀から続く華族制度により、極端な格差社会が生じる日本で、世間を脅かして...
C’est joli〜ここちいい毎日を〜| 2008/12/31 14:35
今年最後のレビューは 試写会で観たこの作品にします。 原作は北村想なんですね。 戯曲はいくつか読んだことありますが、 小説も書いているとは知りませんでした。 試写会場はほぼ満席でした。 極端な格差社会の架空の都市“帝都”では、 富裕層のみを狙い、美術品や骨董
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≪ストーリー≫ 1945年の架空都市<帝都>。19世紀から続く華族制度により、極端な格差社会が生じる日本で、世間を脅かしている強盗がいた。“怪人20面相”と呼ばれるその強盗は、富裕層だけをターゲットとし、美術品や骨董品を魔法のようなテクニックで、次々と盗み出すというのだ。頭脳明晰でこれまでも数々の事件を解決してきた探偵、明智小五郎は、サーカスの人気曲芸師、平吉が謎の怪人20面相<K-20>だと疑い、捜査を始めるが…。(goo映画より) 久しぶりの劇場鑑賞。 うう、やっぱり映画館の雰囲気っていいな...
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★YUKAの気ままな有閑日記★| 2008/12/28 22:37
映画「K-20 怪人二十面相・伝」についてのレビューをトラックバックで募集しています。 *出演:金城武、仲村トオル、松たか子、國村隼、高島礼子、本郷奏多、今井悠貴、益岡徹、鹿賀丈史、他 *監督:佐藤嗣麻子 感想・評価・批評 等、レビューを含む記事・ブログからのトラッ..
映画レビュー トラックバックセンター| 2008/12/28 13:16

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