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2017/09/25 06:13 |
[Review] リバティーン
リバティーン何と申しましょうか、前編にわたって色んな意味で絶句する映画ですね。さすがR-15指定! というべきなのでしょうか。


この映画の登場人物は、何らかの形で人間の『醜い部分』を持っています。そんな『醜い部分』が内外入り乱れて描写されているから、爽やかさの『さ』の字の欠片も見当たらず。ドロドロとした空気が、より一層登場人物を『醜く』描いているように感じます。
それを、「人間は所詮醜い生き物なんだから、隠すことなんてない」と言わんばかりに、酒や女など、自分の欲望をありったけに発散しようとするロチェスター伯爵は、『ある意味で』清々しい人物なのかもしれません。他の人物は、皆、対面や自分のプライドを如何に死守するかに固執するあまり、ムッツリになってしまって、影ではひそひそと淫猥なことに勤しんでいるのに、公共の場ではさも誠実な人物像を装ったりして。

冒頭のロチェスター伯爵の独白で、「諸君は私を好きになるまい。男は嫉妬し、女は拒絶し、物語が進むにつれて、どんどん私を嫌いになる」と語っていますが、悪辣ながらも自分の欲望のままに生きる姿は、かえって観る人をひきつけるのではないかと思います。
いわゆる、『好き』という感情で人を惹きつけたいのではなく、『嫌い』という感情で人を惹きつけたい、これも、彼の奔放で捻くれた性格所以ではないかと思います。


そんなロチェスター伯爵を演じる俳優が、ジョニー・デップなのですから。
彼は本当に凄い! 改めて、彼の持つ俳優としての凄さを垣間見たと思います。
彼は、何をしなくてもその存在だけで十分光放つのに、場面場面で、その光を抑えたり、時には他の俳優/女優にその光を当てたりと、うまく表現できませんが、役どころというか、立場や立ち位置を絶妙に演じています。この映画、むしろ、彼の存在が全てにわたって功を奏しているのかもしれません。

そんな、男の色気を放つ彼の才覚は、性別を問わず、あらゆる人を惹きつけてやまないのでしょう。

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2006/04/21 23:40 | Comments(0) | TrackBack(2) | Review - Movie

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 『17世紀ロンドン。 天才詩人と舞台女優。 二つの魂が交わった時、悲劇が始まった・・・。』  コチラは4/8に公開されたんですが、ジョニー・デップが「脚本の冒頭3行を読んで、出演を即決した。後にも先にも生涯で一度しかめぐり合わない作品さ。」とまで言っちゃっ....
☆彡映画鑑賞日記☆彡| 2007/12/26 21:51
4点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。) ジョニー・デップが脚本冒頭の3行を読んだだけで出演を決めた作品です。 そーですかぁ・・・ 3行ですかぁ・・・ ・・・・・・・・・・・・何故っ!? Mr.デップ、脚本はちゃんと読んで熟慮してから出るか決めて下さい。 こっちはジョニデが出てるってだけで100%観るに決まってるんですから。 てわけでこの作品、ワタクシ的にはあまり面白くなかったです。 てか、何の事かよく分からないし・・・ 《こーゆー人が居ました。これだけ好き勝手に振る舞い...
ぶっちゃけ…独り言?| 2006/12/07 05:57

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