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2024/04/25 09:18 |
[Review] パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト『デッドマンズ・チェスト』での敢闘賞は、ウィル・ターナー役のオーランド・ブルームに決定いたしました(個人的に)。

呪われた海賊たち』では真面目一辺倒の彼が、『デッドマンズ・チェスト』では、一皮も二皮も剥けた、ジョニー・デップ扮するジャック・スパロウにも負けずとも劣らないコミカルなアクションを披露。でも、相変わらずその表情は真面目一辺倒なので、そのギャップがあまりにも滑稽で笑わずにはいられません。本人(ウィル・ターナーとしてですが)は精一杯真面目に戦っているつもりでも(笑)。
勿論、ジャック・スパロウの奇行癖は『
呪われた海賊たち』を更に上回り、加えてキーラ・ナイトレイが扮するエリザベス・スワンが、海賊衣装をまとって大暴れ!
一瞬たりとも目の逸らす事が出来ない、極上とも言えるエンターテインメントに仕上がっており、ある意味疲れました。でも、映画を観終わった後の興奮は、しばらく止みそうにありません(笑)。


実はこの『デッドマンズ・チェスト』、最後まで観ると分かると思いますが、恐らく続編があります。パンフレットにも、各俳優達の紹介欄に『3作目を控えている』ということもさることながら、まるで続編を匂わせるような終わり方。
なので、『デッドマンズ・チェスト』という一括りの物語として考えると、相当量のボリュームの物語になるはず。今回を仮に『前編』として分けて考えても、まるでジェット・コースターのようにハイスピードで展開が進むので、約2時間30分の中に収めるのは相当大変だったのでは。大人でも、話の展開を追っていくにはちょっと骨が折れそうですから、子供だと難しいかもしれません。
あと、個人的にですが、ブラック・パール号が、デイヴィ・ジョーンズが操る海の魔物・クラーケンに襲われるシーンも、大迫力ではあるものの少しくどかったかなー、と。まぁでも、クラーケンに襲われるのはこの映画において非常に重要な役割を担いますから、あまりコンパクトサイズに収めるのも問題ですが(笑)。


なーんてことをツベコベ考えずに、だ。

これだけの超大作、欠点が一つや二つくらいあるのは当たり前。むしろ致し方無い。でも、それは観る人によって受け取り方は全然違ってくる。
いちいち捻くれたこと考えなくても、そんな欠点の一つや二つなんて、簡単に払拭してしまうくらいの面白さが、この映画には沢山ちりばめられているのですから。何もかもが豪華絢爛の『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』、是非ご堪能くださいませませ。


ちなみに。
エンドロールが終わっても、決して席を立ってはいけません。
呪われた海賊たち』では、キャプテン・バルボッサの愛猿がアステカのコインをくすねるシーンでしたが、今回は……!
最後の最後まで笑わせるのがこの映画の醍醐味です。

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2006/07/22 23:42 | Comments(0) | TrackBack() | Review - Movie

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