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2017/07/21 17:44 |
[Event] イサム・ノグチ展
イサム・ノグチ展イサム・ノグチ展に行ってきました。


名前はもとから知っていたのですが、美術書のみで実物を見たことがありませんでした。東京都現代美術館という、交通の便から見ると微妙に不便なところで開催していたので、行く機会を決めあぐねていたのですが、常設展でもないし放っておいたら開催期間を逃してしまうので、このたび足を運ぶことに。

展示のカテゴリーを(私見ですが)大雑把に分けると、『抽象的構造物』と『彫刻』。

『抽象的構造物』は、真鍮やブロンズの板(=2次元物)を組み合わせて、表現体(=3次元物)を構築するもの。
芸術の主な表現方法は、芸術の持つ美しさや表現を『そのまま』出すタイプや、美しさや表現の更に奥に『作者が真に表現したいもの』があり、それを痛烈に出しているものがあると思います。
しかし、これは『抽象的』なのですから、それをそのまま見ても何が何だかサッパリ分かりません。だからこそ、見る人に『想像させる』力を持っているんだと思います。

展示物には大抵解説がついているものですが、まず、その解説やガイドブックを一切見ず、その展示物が何を表現しているのかを想像する。その後、解説やガイドブックを見てもう一回展示物を見る。解説やガイドブックに書かれた内容を元に、再度展示物を見て想像する。
こうすることによって、よりその製品に対する想像力が増し、本質を見ることができるんじゃないかと思います。何より、場合によっては同じ作品を違う視点で見る楽しみを得る事が出来ますし。

『彫刻』は、美術についてズブの素人の僕でもスゴイと思いました。『そこにある彫刻』というのではなく、『実際に地面から生えてきたような彫刻』と感じられるところがスゴイ。
まさに、『地球を彫刻した男』という異名を本当に感じさせる作品だと思いました。
自然と一体化した彫刻であるからこそ、人々が集まり、自然と調和する公園のオブジェとして色々なところで使われているんだな、と思います。

普通の遊具とは違い、動かないスタティックなオブジェですから、きっと遊ぶ子供達にもいずれは飽きられるのでは? とも思ったのですが、
作品自体が、色々な角度から違う表情を映し出し、また、時間、いわゆる太陽光線の反射具合によって様々な様相を見せるから、むしろ飽きないんですね。


見る人にいろいろな『想像』をさせたり、いろいろな『様相』を見せる、そんな多面的な作品が展示されている展覧会。
今日僕が見たものも、明日には違うように見えるかもしれないし、もちろん、人それぞれ全然違うように見えるのでしょう。
是非、行ってみてください。
イサム・ノグチ展の帰り、すぐ近くの都立木場公園でお散歩。
この日は秋の始めの日らしく、澄み切ったコバルト色の空がとても高く、また風も気持ちよかったので、絶好のお散歩日和としてふらっと立ち寄ってみました。
東京に、こんな自然の気持ちよさを感じさせる公園がまだまだあったなんて。いやはや勉強不足。それに、まだまだ東京も捨てたもんじゃありませんな。

どちらかというとイベント会場向けに作られた公園で、この日も木々や材木に関するイベントが催されていました。
園芸コーナーでは、バラの秋品種『コンラッドヘンケル』とか、『コスモス』とか。トンボをはじめたくさんの虫達が寄ってくるところなので、よく手入れがされている公園だと思います。

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2005/10/01 20:32 | Comments(0) | TrackBack(0) | Outdoors

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