桜も散り、徐々に気温も高くなる、春と夏の狭間の季節。一年で最も過ごしやすくなる季節。
華やかで、『豪華』というよりは『賑わう』という表現が合っている躑躅。森鴎外や夏目漱石の小説にも登場する『根津権現』こと根津神社のつつじ苑に行って参りました。
華やかで、『豪華』というよりは『賑わう』という表現が合っている躑躅。森鴎外や夏目漱石の小説にも登場する『根津権現』こと根津神社のつつじ苑に行って参りました。
躑躅といえば、東京でもに植樹されている代表格の植物。花の咲いていない季節は、青々と茂った葉だけの低木が並ぶくらいで、少し素っ気無い感じも。そんな躑躅も、花を咲かせる季節になると、大紫や純白の大輪の花を咲かせ、街頭を賑わせます。
割と庶民的なイメージの花と思っていたのですが、これほどまでに多くの色彩、多くの品種が存在するとは思いませんでした。大紫や白の大輪でも賑わいを見せるのに、これほど多くの品種があると、まるで合唱でもしているかのよう。
園内には、約50種300本の躑躅が植えられているんだとか。間近で大輪の花を観賞するのも良し、遠くから、園内の色とりどりの優美な風景を楽しむのも良し。様々な楽しみ方が出来ると思います。
ただ、ご注意いただきたいことが。
園内の通路は、アップダウンがある上に、結構狭いです。休日だからかもしれませんが、朝の時間帯にも関わらず、つつじ苑は既に人で賑わっていました。なので、人と人とがすれ違うだけでも、結構一苦労なのです。
まぁ、花の名所はここに限らず、どこでも人の賑わう時は身動きできなくなるほどですけれどね…
『東京都』の写真集についてはこちら
PR
トラックバック
トラックバックURL: