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2024/03/28 19:14 |
[三重] Silent Rain in the Sanctuary 後編
赤福は今日(9月14日)買えばよかったんじゃないんですか?
という至極ごもっともなご意見は却下します。

赤福が本日の日程を狂わせたと昨日書きましたが、よくよく考えたら僕の旅行の基本スタイルは『行き当たりバッタリ』。大きな目標(今回であれば「伊勢神宮に行きたい!」)というのが叶えられれば、あとは全て思いつくまま、風任せ雲任せ。極端な話、もう皇大神宮(伊勢神宮・内宮)を見てきたんだから、豊受大神宮(伊勢神宮・外宮)を見ればもういいなじゃいかー、と思ったのですが、やはり僕も人間の端くれ。欲張りなところが出てきてしまうのです。
まあ、豊受大神宮が車で1時間以上のところにあり、参拝に1~2時間くらいかかってしまうのであれば話は別でしょうけれど。幸い、豊受大神宮は伊勢市駅から徒歩5分以内。気軽に歩き回れるくらいの申し分ない広さだったので、別の名所も観光することが出来そうです。


というわけで、やってきましたのは二見。日の出の名所として知られる、『夫婦岩』を見ながら、近くの神社の参拝に行ってきました。


二見興玉神社 夫婦岩



しかし、昨日と同じく生憎の曇り空。時折降るパラパラとした雨。波もそんなに穏やかではなく、若干荒れておりました。皇大神宮は、雨天でも、いや雨天だからこそ静謐で荘厳な空気が漂っておりましたが、夫婦岩は、流石に雨天ではちょっと寂しいし、侘しい。『日の出の名所』というイメージが強いんでしょうかね、やはり青い空、穏やかな海、照りつける太陽の下、というのが、一番映えるような気がするのです。
それでも、朝早くから観光客で賑わっていました。

二見シーパラダイスでは、時間を間違えたのかアシカのショーもアザラシのショーも一つも見れず。まあ実のところ、海獣類のショーというのはそんなに好きな方ではなく。見てて楽しいですけどね。やっぱりアシカはアシカらしく、アザラシはアザラシらしく泳いでいるのが一番じゃないですかね。(←偽善)


伊勢市駅へ戻るバスに乗車。バスは途中、『伊勢・安土桃山文化村』を経由したのですが、遠くに見える城(後で調べたら『安土城体感劇場』だって)が激しくバッタもん臭を感じることから、華麗にスルー。怖いもの見たさで行ってみたい気もしなくはないのですが、まあそれはいずれまたの機会に。
(聞くところによると、安土城は諸説があるもののかなり豪華絢爛な造りになっているとか。でも僕の目には、森の中に全くマッチしていないケバケバシイ建物にしか思えず…)

勿論最後に回ったのは、豊受大神宮(伊勢神宮・外宮)。


 

表参道入口 (豊受大神宮(伊勢神宮・外宮)) 正宮 (豊受大神宮(伊勢神宮・外宮)) 勾玉池 (豊受大神宮(伊勢神宮・外宮))



ようやく雨も上がり、時々太陽も顔を出すようになってきましたが、やはりまだ厚い雲に覆われておりました。なので、雨が降っていないというだけで、青々とした森の中と残暑特有の湿気交じりの空気は、昨日の皇大神宮と変わりません。
皇大神宮にしても豊受大神宮にしても、個人的に残念だったのが、行ってみたい、中に入ってみたいと思っていたところの多くが、立ち入り禁止になっていたこと。まあ確かに神の領域でありますので仕方ありません。神事でもない限り一般公開なんて無いでしょう(むしろ神事がある方が厳重に警備しているのかも…)。


何だかんだ言っても、予想していたよりは多くの施設や名所を回れたような気がします。帰りの新幹線の中でガイドブックを広げながら、「あ、ここにも足を運べばよかったかなぁ」と思うところも一つか二つくらいありましたが、別に二度と行けないわけではありませんし、それはまた別の機会、ということで。
また、今回の旅では、しっとりとした雨の中の神宮散策でしたので、今度はからっと晴れて、木漏れ日が差す時に行きたいと思っています。その時は6月中旬くらいがベストでしょうか。豊受大神宮の勾玉池の花菖蒲が見頃を迎えている時期でもありますし。
ゆっくりのんびりしながら、ぐるりと日本の名所を発見(もしくは再発見)するのも、いいかもしれません。


エピローグ:『赤福』その後

やはり家族に『今日のうち』に食べてもらうためには、夕食時くらいには家(実家)に到着しなければならない! と決意し、本来夕方前くらいに伊勢市駅出発のところを、昼過ぎくらいに予定変更。今日の観光行程より帰りの電車(新幹線含む)の方が時間がかかったなんて、一体全体どういうことでしょう。
でも、何とか夕食前に実家に到着し、平穏無事に消費期限前の赤福を堪能できました。


 

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2007/09/14 23:11 | Comments(0) | TrackBack() | Outdoors

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