「隊長、……失礼、します…」
「おお、入りたまえ。
ん? どうした。そんな浮かない顔をして。
まさか、『結婚祝賀パーティーのドサクサに紛れて、20台前半のうら若き乙女をゲット
だぜ★ロックオン&狙い撃ち大作戦』は失敗に終わった、などと言うのではなかろうな」
「も、申し訳ございませんっっ!!」
「やはり、お前には荷が重かったのかもしれんな……」
「今回は戦場の流れを読みきれなかったことが敗因でした。
音楽バンドの企画が次々と起こり、会場内の来客に照準を合わせる余裕も無く……」
「言い訳はよろしい。
最初からお前にそこまでの期待はしておらん。
だが、この度の戦は確かに企画ものが相次ぎ、周囲の人間とコミュニケーションが取りづら
かったのも事実……。
ならば最後のチャンスを与えるのも、上官としての使命かもしれんな」
「と、申しますと?」
「二次会のセッティングを用意した!
勿論、既に21時を回ったところだから、人数もグッと減っているだろう。
照準を定めやすい環境になるに違いない」
「本当でございますか!」
「うむ! これで作戦遂行も容易になることだろう。心してかかれ!!」
「ぃーやっほーぅい!!」
すみません、明日は休日出勤なのでここまま帰宅してしまいました。
って。
結婚祝賀パーティーはそれが趣旨じゃないんだよ。
そめちゃん&じゅんじゅん、結婚おめでとう。末永く幸せにね。
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