忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2024/03/29 01:58 |
死ンダ者ハ、生キ返ラナイ

「死者は生き返る」が15% 長崎県が児童生徒に調査


 長崎県佐世保市の小6女児事件を受け、長崎県教育委員会は県内の小中学生を対象に「生と死のイメージ」に関する意識調査を実施。「死んだ人は生き返る」と思っている子供は全体の15.4%に上り、小学生よりも中学生の方がその割合が高かったとする調査結果を24日発表した。
 調査は、同事件の加害女児(12)の少年審判の決定が女児の特性について「自己の経験や共感に基づく『死のイメージ』が希薄」と位置付けたことを受けて実施。県内公立校の小学4年と6年、中学2年の計約3600人から回答を得た。
 「死んだ人が生き返ると思いますか」との問いに「はい」と回答した児童・生徒は小学4年14.7%、小学6年13.1%、中学2年18.5%で、中学生が最も高かった。



何につけてもサイコ系な漫画が大好きな僕でも、「死んだ人間は二度と生き返らない」ことは知っています。

最初に「死」に立ち会ったのは、小学校4年の頃。父方の祖母でした。
その後、母方の祖母、祖父、そして父方の祖父と亡くしました。
その間にも、何人か、かつての同級生とか、僕の中で生きる導ともなった大切な人も亡くしました。

死んだことに対する悲しさもそうですが、その人に対して何もできなかった悔しさも同時にこみ上げてきたことを、今でもよく覚えています。

ゲームやCGの技術向上が、果たしてこういった感覚を本当に麻痺させているのか、
実際のところは分かりません。
そういった技術に触れる「前」に、誰かに死なれることを体験したから、まだ「間に合った」のかもしれません。
でも、100人中約15人の子供たちが、「死んでも生き返る」と認識してしまっているのは確かです。


社会的弱者を狙った、あまりにも卑劣で許しがたい犯行の数々。
今の社会、やり直しが効かない=「リセットできない」という感覚が、必要なのかもしれません。
そうでなければ、きっと近い将来、こういう反抗が蔓延する社会になってしまうかもしれません。

拍手

PR

2005/02/15 12:53 | Comments(0) | TrackBack() | Diary

トラックバック

トラックバックURL:

コメント

コメントを投稿する






Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 (絵文字)



<<[Review] スーパーカップ | HOME | 動物占いと日本歴史占い>>
忍者ブログ[PR]