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2024/04/16 21:21 |
コブシ
実家に、僕宛に郵便が届いていた。
中身は、本一冊とDVD一本。

その本は、ある人に捧げる本。
老若男女、世代を超え、国を超え、遥か時を越えて、多くの人に慕われた人の軌跡を綴る本。

様々な人の様々な眼から語られる。
その人の偉業と、持ち前の優しさに、救われた人は数知れない。
でも、きっと。
彼が果たした難行の数々は、彼だけの力で成し得たのではない。
それだけの多くの人に慕われ、協力を得ていたのだろう。

彼もまた、多くの救いの中で、力の限り生きていたに違いない。


先人たちが築き上げた偉業は数知れず。
それでも、人は歴史にその名と偉業を刻む。
彼もまた、社会の先駆者として、歴史と、人々の心の中にその名が深く刻まれる。

心の中に彼の名を刻まれた僕たちが、これから成す事は何か。
それは、彼が築き上げた過去と、来る未来を繋げること。
彼がかつて成し得、そしてこれから成し得たいと願うものは、彼自身の中で終わらせるべきではない。

彼の望みの道の先は、人が地球に生きる限り、決して消えることのない灯火と同じだから。

彼の果たせぬ夢の行く末は、彼の望むべきものと同じにはならないかもしれない。
それでも、彼は『止める』ことを望んでいない。
肉体はなく、ただ意思のみとなろうとも、彼の望みは止まらない。

僕たちの望みも、決して止まらないように。



コブシ【辛夷】 Magnolia kobus (モクレン科 モクレン属)


 北海道から九州に分布する落葉高木。山に春を呼ぶ植物として歌にも歌われる。岡山県では北部の海抜の比較的高い地域に分布している。冬芽は毛に覆われた厚い鱗片に包まれており、花芽の冬芽は大きく膨らんでいる。3月から5月にかけ、白い花を咲かせる。低地では花がまず咲くが、海抜の高い場所では花と葉が同時に出るようである。花弁は6枚で中心に近い部分は赤味を帯びる。顎片は3枚で花弁とよく似ているが小さい。雄しべは多数あって雌しべ(群)の根元に位置している。果実は実に奇妙な形であり、こぶこぶになる。秋になると割れて中からあざやかな種子がでてくる。これが鳥によって散布されるのであろう。
 県南部では同じ属のタムシバが同じような白い花を咲かせるので、よく間違えられる。コブシはやや海抜の高い適湿から谷沿いの斜面に生育し、タムシバは温暖な地域の尾根などに生育する。

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2005/05/16 20:03 | Comments(0) | TrackBack() | Diary

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