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2017/05/28 21:20 |
[Review] i,ROBOT
i,ROBOT不思議と、飽きずに何度も魅入ってしまう映画です。

CGのロボットとはいえ、映像はすごく綺麗で臨場感溢れているし、人間に従うべきロボットが、超越した人工知能で逆に支配する。その過程もお決まりなものではなく、あくまで「人間を守る」という立場での人間の支配という、予想にもしなかった物語。
ハリウッドが好む近未来映画として、見飽きるくらいの最新テクノロジーをバンバン使っているのに、それでも回数を重ねて観てしまうのは、この映画ならではの魅力が他にもいくつかあるからだと思います。


一つは、言うまでも無くサスペンスフルな物語だと考えます。
諸悪の根源の鍵を握る人物が、諸悪の根源に24時間監視される中で、如何にして手がかりを残すか。その手がかりを探り、解決に導くための『道筋』を、どう伝えてやるか。
世の中の全員が、「ロボット万歳」「ロボットが反乱を起こすなんて考えられない」という、ある意味真っ当な考えが麻痺された社会の中で、それでも、事件を解決するために『疑ってかかれ』というは、映画の中での登場人物から観れば、相当ハズレたアウトローにしか見えないでしょう。でも、それくらいの思考でないと、本当の『道筋』は見えてこない。
人間が生み出した人工知能の進化は、いずれ人間を滅ぼす仇になる。その危険網を掻い潜って一つ一つ謎を解き明かすところに、単純なアクション映画には見られないエッセンスがあったのだと考えます。

もう一つは、一番興味深い『人工知能』。
ただ単に、人間よりも高い知能と強い力を手に入れ、人間をねじ伏せる形て支配する、というところではなく、理論的に、人類の繁栄を考えた形で、人間を支配する。その目的を果たすために、多少の犠牲も厭わない。
前にも申し上げましたが、人間が追い求めた『人工知能の進化』が、大きな牙となって人間に襲い掛かる。
「自分で考える事が出来る」ロボットは、果たして、人類の味方となるか、それとも敵となるか。
はたまた、映画に出てくる三原則
  
1.人間を傷つけたり殺してはならない
  2.1.に反しない限り、人間に従わなければならない
  3.1.2.に反しない限り、ロボットは自身を守らなければならない

だけを愚直に守るようなロボットで終わらせるのか。

ロボット技術は、日々進化しています。既に鉄腕アトムの誕生日を過ぎても、鉄腕アトムに匹敵するロボットは生まれていませんが、ゆくゆくは、そんな高性能高知能のロボットが大量に開発されてもおかしくないと思います。
ロボットは、本来、人間社会を豊にしてくれる存在であるはず。
探究心が、やがて悪意になり、その悪意がロボットに伝染し、ロボットが世界を蹂躙することになったって、おかしくないと思ってしまいます。

テクノロジーの進化は、『人間の進化』そのものも問われているのですから。

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2004/11/21 19:53 | Comments(0) | TrackBack(1) | Review - Movie

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 『ルールは破られた、未来は守れるか。』  コチラの「アイ,ロボット」は、「アンドリューNDR114」の原作者でもあるSF小説界の巨匠アイザック・アシモフの短編集「われはロボット」をモティーフにしたSFアクション・ミステリーです。  この映画にも登場する「ロボッ....
☆彡映画鑑賞日記☆彡| 2009/11/18 20:58

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