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2024/04/16 20:26 |
[Review] 俺たちフィギュアスケーター
俺たちフィギュアスケーター本当の映画ファンからすれば、まだまだ微々たる数かもしれませんが、今年も多くの映画を鑑賞させていただきました。
物凄く目を惹く作品から、考えさせられる作品、色々な解釈ができる作品に至るまで。ジャンルとしても、サスペンスやコメディ、ヒューマンドラマ、アクションと、多数に渡って鑑賞しました。どの作品も素晴らしいところがあって、甲乙つけがたいところではありますが、

この作品には敵わないでしょう!

この冬、いや、今年一番の作品といっても過言ではない作品だと想います。もう、抱腹絶倒の連続で。


あらすじは、わりとベタ。
男子シングルでライバル同士(というか犬猿の仲)の、トップスケーターの演技が、両者共に同点の優勝。しかし、表彰式で乱闘が始まり、結果両者ともフィギュアスケートの世界から永久追放されることに……。
何とかリンクに復帰したい二人であるが、残された道はペアでの出場。それも次の大会まであと僅かしかないので、急にパートナーが見つかるわけでもなく、史上初の、男同士でペアを組む事に。
最初はいがみ合いながらも、徐々にお互いの呼吸が合い、男同士ならではの技を開発する。その間、様々な難関が待ち受けていながらも、最後にその栄冠を二人で掴むことが出来る。

スポ魂ではありきたりの物語ですが、それを『ありきたり』で済まさないのがこの作品の真骨頂。何てったってペアの演技はお互いが密着するんですから。男同士公衆の面前ピッチリした衣装をまとってですよ!
更には、もはやフィギュアスケートとはとても思えない演出の数々。ショートプログラムとかフリーとか、点数をつける演技を披露するはずなのに、審査員も観客も、そしてリンクを舞うスケーターに至るまで、破天荒を更に上を行くエキシビション。衣装が光ったりエッジから火花が舞ったり、果ては手品さながら隠し道具を持っていたり。

どの観客も爆笑の嵐で、クライマックスが無事終了した瞬間、皆拍手を送っていました。スクリーンに向かってなのに。それだけ面白い映画だというのが分かります。


ちなみに。
2007年12月22日公開時点で、日本で上映する映画館は3軒しかないんです! 東京・大阪・福岡。
これだけ前評判が高く口コミで広がったのに何で!? という感じですよ!
東京には一体どれだけの映画館があるか! 1つの映画館でも、場合によっては十数箇所のスクリーンを設置しているところだってあるのに、だった1軒だなんて!

残念でなりません。非常に残念でなりません。
無茶苦茶残念でなりません。

この作品は、年末年始の目玉となる作品になると思います。今からでも遅くはありません。上映する映画館が増えるよう、切に願っております。

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2007/12/22 15:11 | Comments(0) | TrackBack() | Review - Movie

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