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2017/06/23 05:41 |
[Review] プライドと偏見
プライドと偏見キーラ・ナイトレイの細くしなやかな首にうっとり……


いきなり妄想に入るのはお約束として。

今まで観た映画が、コミカルだったりバトルだったりド派手だったりしたものですから、小春日和の昼下がりに読むような、欧米の純文学をそのまま映画化した『プライドと偏見』を観ると、今まで観た映画と比べると(そもそも比べる意味が全く無いんだけれど)、いささか話の流れが単調に思えてしまいます。
それでもずっと魅入ってしまうのは、映画が持つ素朴で純粋な愛が放たれているところではないかと。最近のアカデミー賞は、映画に使われている技術や構成よりも、『素朴さ』とか『崇高さ』というところが重点的になっているでは、と思います。昨年、作品賞を受賞した『ミリオンダラー・ベイビー』しかり。主演男優賞を受賞したジェイミー・フォックスが出演している『レイ』しかり。


自分もしくは自分が大切にしている人が、恋愛や結婚に裏切られてボロボロに打ち砕かれると、次の行動を引き起こすのに物凄い警戒してしまう。二度と傷つかないように。
その防衛本能が、他者の視点で見ると、時に高慢に見えたり、時に偏見溢れた人間性のように見えたり。そしてその高慢や偏見が引き起こした行動が、酷く他者を傷つけてしまうこともある。
最初はそれが訳が分からず、悩み疲れても、後でその真実を知ると、その人がどれだけ気を使って行動しているかが、よく分かります。知られないが為に取った行動も、真実を『隠して』こそ表れる愛情もあるんですね。でも結局、人間は、『言葉』にしないと分からない動物だから。こと『男』となると、生来の不器用が働いて、それらの言動が余計に高慢だったり偏見持ちに見られがちですよね。

舞台は18世紀のイギリス。でもどこか『現代』の『日本』の、いや日本だけでなく『世界中』の男女にも繋がる愛情の表現ではないでしょうか。
人間が人間であるが故の不器用さや、第一印象で物事の大半を決め付けてしまうところ、自分と自分の周囲を守るために、『真実の言いにくさ』とか。時代や世界が違っていても、過去に傷ついた人間と欲や印象が先走ってしまう人間が織り成すヒューマン・ドラマは、変わりはないのでしょう。

真実を知った後の、お互いに自分の気持ちがようやく終着点に辿り着いた時には、「ああ、良かった」とホッとする気持ちになれます。
意外とコミカルなシーンも盛り込まれているので、特に女性の方には楽しめる映画なのかな、と思います。

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2006/01/15 01:28 | Comments(0) | TrackBack(0) | Review - Movie

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