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2017/10/20 06:35 |
[Review] バーン・アフター・リーディング
バーン・アフター・リーディングたった1枚の(CIAに関する)CDを巡って、離婚調停中の夫婦(しかも2組)、出会い系サイトに没頭する整形願望の女、常にハイテンションの考え無し男が巻き起こす、あまりにもショーモナイ犯罪コメディ映画。

この作品でコメディアンではなく、今をときめく(爆)大スターを起用し、しかも従来の作品からは考えも及ばないくらいのショーモナイ役を演じさせるあたり(ほとんどがサスペンスとかヒューマン・ドラマで名を馳せていますよ!)、これまでのコメディ映画とは一線を画していると思わせているのでしょう。最初、ノリノリなのはブラッド・ピットだけじゃん! と思っていたのですが、後からよく考えて見ると、ジョージ・クルーニーもジョン・マルコビッチも、フランシス・マクドーマンドもティルダ・スウィントンも、結構ノリノリでした。
前に、奥田英朗著の『ララピポ』を読みましたが、何となくその英語版って感じ。自分の夢と幸せを掴むためのアメリカン・ドリームを直走るのではなく、自分の幸せ目掛けてトンデモナイかもしくはショーモナイことを繰り広げる、でも終着点がいまいち(というより全くに近い)見えておらず、かえって坂を転げ落ちるかのような展開に陥ったりとか。

まぁ、そんなショーモナイ人達によって繰り広げられる、良く分からない事件を担当することになったCIAの捜査担当の人達が、一番気の毒だったかもしれません。そして彼らにとっては、このショーモナイ人達が引き起こしたロクデモナイ一連の事件(でも人一人殺っちまったけど)は取るに足らず、あっさり解決されてしまうのは言うまでもなく。
ちなみにCIAに関するCDですが、CIAに関わったと入っても内部のかなり込み入った機密性の高いものではなく、やはりこれもショーモナイ内容だったというのはお約束。


総括すれば、『大スター達揃いも揃っての息抜きのための一作』とでも言うべきでしょうか。別に手抜き、というわけではないのでご安心を。
例えば、ブラッド・ピットにしてみれば、モデル出身ならではの都会的でセクシーな容貌なので、自然とスタイリッシュなアクションやサスペンスのイメージが強くなるわけです。『トロイ』で出演した際など、筋肉質でアクションに最適な肉体をしていながら、その都会的な容貌に違和感を感じたほど。でも、そんなイメージを固着されたくないのが俳優さんのジレンマ。なので、時々こういった、普段のイメージとは似ても似つかないキャラクターを演じたいと思うのではないかと。ジョージ・クルーニーやティルダ・スウィントンもそうかもしれません。
もしかしたら『トロピック・サンダー』のトム・クルーズも同じかもしれませんが。シリアスやアクション・コメディに至るまで、違和感なく多彩にこなせる俳優さんって、パッと思いつくとウィル・スミスくらいかなぁ。。。

コメディとはいえ、腹がよじれるほどの笑いがあるわけではありませんが、フフッとシニカルな笑いを取る箇所はいくつかあります。これまでとは違う、名を連ねる俳優さんの面白い演技を堪能するのも、いいかもしれません。

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2009/05/04 23:09 | Comments(0) | TrackBack(10) | Review - Movie

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作品情報 タイトル:バーン・アフター・リーディング 制作:2008年・アメリカ 監督:イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン 出演:ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、ジョン・マルコヴィッチ、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン あらすじ:CIAの機密情報が書き込まれた1枚のCD-ROMを、勤務先のフィットネスセンターで拾ったチャド(ブラッド・ピット)とリンダ(フランシス・マクドーマンド)。そのころ、元CIA諜報員のオズボーン(ジョン・マルコヴィッチ)は、機密情報の紛失にうろたえていた。...
★★むらの映画鑑賞メモ★★| 2010/07/30 02:19
バーン・アフター・リーディング [DVD] 「バーン・アフター・リーディング - Burn After Reading -」 感想 これがアメリカン・ジョークなのか...
むーびーふぁんたすてぃっく| 2010/04/25 01:28
コーエン兄弟らしさが出てました^^
心の栄養♪映画と英語のジョーク| 2009/09/18 12:35
豪華な出演陣、そして彼らが演じる「痛い」キャラクター、彼らが絡むことによって迷走
はらやんの映画徒然草| 2009/05/17 21:01
 豪華なキャスティングにアカデミー賞まで受賞した”ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン監督”の作品とくれば見ないわけにはいかないでしょう。それにボクの好きなブラッド・ピットが、「ベンジャミンバトン」で魅せたシリアスナ演技と全く正反対な弾けた3枚目役。誰だって見たくもなるし、興味も沸きますよね~。そんな訳で行って来ました。  地球規模の映像から入り、CIAの機密情報部の人事の話から入るこの映画。途轍もなく大きな話かと思いきや、現代社会の中で、日常起こりうるであろう、とても身近に思えるような小さな小さ...
大村の「PREMIUM」日記| 2009/05/13 10:53
  BURN AFTER READING それはCIAにも理解不能な、国家も巻き込む仰天計画。かつてない衝撃のラストに驚愕! 5月4日、MOVX京都にて鑑賞。こみこみ状態?かなと思ったらそうでもなかった。 始まりのシーンが何ともお洒落です。宇宙ロケットから眺める地球がだんだん下に降りて行き・・・・。いつしかワシントンDCの街に近づく・・・・。まるでグーグルマップの映像のようなんです。 それにしても最高です!むちゃくちゃ面白かった。爆睡せず観れましたよ。コーエン兄弟って凄いなあ。前作「ノ...
銅版画制作の日々| 2009/05/07 21:34
映画「バーン・アフター・リーディング」についてのレビューをトラックバックで募集しています。 *出演:ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、ジョン・マルコヴィッチ、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン、エリザベス・マーヴェル、リチャード・ジェ..
映画レビュー トラックバックセンター| 2009/05/06 14:32
監督 コーエン兄弟 出演 ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、ジョン・マルコヴィッチ、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン  あれっ、ブラッド・ピットがコーエン兄弟の映画に? 大丈夫かなあ。と、不安を抱えてみていると、最初に殺される。あ、これで安心して見ていられる−−と、ふと思ってしまう。ブラッド・ピットのファンには申し訳ないが、そういう映画である。ストーリーはあるにはあるが、どうでもいい。「勘違い」が次々に重なり、「事件」が進んで行くのだが、その「勘違い」の重なり合い具合がおかしい。...
詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)| 2009/05/05 23:14
 コチラの「バーン・アフター・リーディング」は、「ノーカントリー」でオスカー監督となったコーエン兄弟による4/24公開のPG-12指定のクライム・コメディなのですが、早速観て来ちゃいましたぁ〜♪  オスカー監督のもとに集った豪華キャスト。だけど、そんな気負いは全...
☆彡映画鑑賞日記☆彡| 2009/05/05 16:11
バーン・アフター・リーディング ’08:米◆原題:BURN AFTER READING ◆監督・脚本・製作:イーサン&ジョエル・コーエン「ノーカントリー」...
C'est joli〜ここちいい毎日を〜| 2009/05/05 15:45

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