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2024/04/26 00:10 |
[Review] バイオハザード II -アポカリプス-
バイオハザード II -アポカリプス-前作『バイオハザード』で魅せたあの恐怖、あの臨場感はどこへっ!? と言いたくなる作品ですね。ホラーの要素が一気に下がり、逆にミラ・ジョヴォヴィッチの独壇場とも言えるくらいの単なるアクション・ムービーに。
美しい彼女がこれ見よがしの超人的なアクションを繰り広げたことが唯一の救い。というかそれだけが見物の作品です。原作であるゲーム『バイオハザード』の要素や、物語そのもの、そしてキャラクターの人間関係について、この映画で求めてはいけません。

まぁ、むしろこの映画は、『バイオハザード』シリーズの次の作品への中継ぎ、という位置づけで作成されたものではないかと。主人公のアリスに仕掛けられた人体実験や仕組まれた罠、そして巨大企業アンブレラが秘密裏に開発したウィルスや生物兵器が脅かす数々の事件に巻き込まれる人たち。きっと、次回作こそが点在するありとあらゆるノードが繋がるのではないか、と。
勝手な想像ですけど……

いや、むしろそうでないと『バイオハザード』ファンや、『バイオハザード』ファンでなくても純粋にホラー・アクションを楽しむ観客は、怒りかねないと思うのです。いくら中継ぎ要素とはいえ、あまりにも不完全燃焼な部分が多いので。
逆に、『バイオハザード』とは全く関係のない、一本のアクション・ムービーとして観る、というのも一つの手だと思います。『バイオハザード II -アポカリプス-』単体のアクション・ムービーとしてなら、十分に楽しめると思いますよ。かっこ良さ満点ですし。
それでも『II』と銘打っている限りは、観客の期待を裏切ってはいけないと思うのです。『バイオハザード』という作品として仕上げなければ。せっかくの前作の面白さがここで抜け落ちてしまってはいけません。


はっ。
もしや、敢えてそれを計算に入れて、次回作でどんでん返しを図る、なんてこと?
中継ぎでホラー・アクションとしての緊張感を中だるみにしたのは、全て次回作に大きく爆発させるため? 次回作こそ、これまでの作品を更に上回る、『先が全く読めない』『臨場感溢れる』作品になると?

……………………。。。

まぁ色々と御託を並べたところで仕方がありません。が、大きな話題を呼んだ作品であるからこそ、次回作に期待したいものです。

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2006/11/15 22:15 | Comments(0) | TrackBack() | Review - Movie

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