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2017/04/30 21:42 |
[Review] ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2世界中を席巻したファンタジー作品、ハリー・ポッターシリーズの最終章。そして、最後の作品にして最初の3D化作品。
理不尽にも打ち立てられた己の過酷な運命に抗い、何人もの大切な人を失いながら、それでも諦めず戦い、立ち向かってきた。次々と明かされる衝撃の事実。逃れえぬ最後の戦い。そして、フィナーレ。足掛け10年間の歴史上かつて無いほどの壮大な物語の幕引きに、拍手を送らずにはいられませんでした。
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』で、ただ守られ、何も知らずに翻弄され続ける自分からの脱却、自分ので自分の運命に立ち向かうことを決めたハリー・ポッター。だからこそ、幸せになって欲しい。一ファンとして、一読者として、そう願わずにいられなかったことを覚えています。だからこそ、幸せな最後を飾れたことは、何よりも嬉しい。この作品に出会えたことを、心から感謝致します。

そうそう、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』を最初に鑑賞した時、一番驚いたのが、ネビルの成長。これまで、鈍臭い三枚目キャラの象徴ともいえるネビルが、「えっ、この子があのネビル!?」と言わんばかりに成長を成し遂げました。そして、最終章の今作。原作を読んだ時のネビルの成長に目を見張ったのも同じように、やはり映像としても、ネビルの成長は目覚しく、注目せずにはいられませんでした。ヴォルデモート卿という、死喰い人ですら恐れ慄く恐怖の存在を前にして、ただ一人、啖呵を切った。もし、敢闘賞があるのだとしたら、僕はネビルにこそ差し上げたいと思ったくらいです。
そして、ネビルだけではありません。ホグワーツの他のメンバーも同じ。過去の作品を振り返ると、ハリー・ポッターが、ロン、ハーマイオニーを巻き込んで、何か問題を引き起こすたびに、他の生徒達は、こぞってハリーを白い目で見ていた。でも、今は違う。刻々と追い詰められる中で、ヴォルデモート卿の声が頭に直接響く。「ハリー・ポッターを差し出せ。そうすればお前達は報われる」。しかし、誰もハリーをヴォルデモート卿に差し出そうとしない。身を挺して、彼を守る。初めて、そしてようやく彼等は決めたのだ。ハリーと共に戦おう、と。誰一人、強要していないしされてもいない。そして誰一人、「ハリー・ポッターがいなければ、こんなことにはならなかった」と思った人もいない。そんな、気持ちの変化、結束、今更な感じもしますが、彼等の友情をより一層高めたのだと思います。立ち向かうべき運命は、もはやハリーだけのものではないのですから。

映像の3D化については、後付編集ということもあり、『アバター』のようなスケール感を表現するまでには至っていません。ですが、これまで公開された3D作品に比べれば、とても観やすく、素晴らしいと思います。もし金額的にも余裕があれば、3Dで鑑賞されるといいかもしれません。


ここから、少々ネタバレ。
ハリー・ポッターシリーズの最終章と言うこともあって、それまでの物語の謎や登場人物、様々に散りばめられたエピソードが総結集されているんだな、と勇み足で参りましたが、(個人的に)若干消化不足なところも。
アルバスとアバーフォースとの兄弟間の確執。その象徴とも言うべき、彼等の妹であるアリアナの存在。いくら、ホッグズ・ヘッドとホグワーツとの最後の隠し通路が、アリアナの肖像画に隠されているから、アリアナの存在を出したとはいえ、別にアリアナでなくてもいいのでは? と思ってしまいました。アルバス・ダンブルドアとグリンデルバルドが企てていたことが、映画作品では思いっきりカットされているとは言え、その企てとアルバスの改心、そしてアバーフォースとの確執に、アリアナの存在は欠かせない。でも、その説明無しにアリアナをほんの僅かに登場させたとしても、何も知らない観客からすれば、「あの人は誰? ダンブルドアの妹? 何でここにいるの? ここにいる意味は何?」と考えてしまうと思うのです。
そして、セブルスとリリーの悲恋。セブルスがどれだけハリーの母親であるリリーを愛していたか、そして自分の所為で最愛の人を死なせてしまったか、その贖罪として彼の息子であるハリーを、たとえ虫けらのような眼差しで見られても、全力を以て守ると誓ったのか、その描写がちょっと端折っているように思えました。ですから、急速にハリーがセブルスに対して理解を深めようとするのも、少々無理があるのでは、とも感じてしまいました。

しかし、何はともあれ、諸悪の根源は全て絶え、彼等はようやく、自分のあるべき幸せの道を歩むことが出来たのです。架空の世界の登場人物ではありますが、これからも、永久に、彼等の未来に幸あれ!

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2011/07/16 23:11 | Comments(0) | TrackBack(15) | Review - Movie

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よしなしごと| 2011/09/10 14:20
ついに、ついに来てしまいました、「ハリー・ポッター」シリーズの最終章。 2001年、からずーっと観続けてきたファンにとっては、なんだか「あああ、終わっちゃったな。。。」という淋しさの方が大きい感じがします。 あんなに可愛かったハリーが、こんなに立派な体になって
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はらやんの映画徒然草| 2011/08/06 09:05
ハリー・ポッターシリーズ最終回後編、泣いても笑ってもこれが最後! 前作の秀逸な出来に興奮が収まらなかった記憶を胸に、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』をIMAX3Dで観てきました。 ★★★★★ 3日経ってからレビューに手をつけてるけど、未だ感動の余韻が残って思い出...
そーれりぽーと| 2011/07/31 00:43
あんまりワクワクも感激もしなかった…。普通です。
或る日の出来事| 2011/07/26 23:42
どうも、エミです(・∀・)つ 長かった映画『ハリー・ポッター』シリーズもついに最後を迎えました。 ワクワクしながら読んだ原作は2年ほど前に完結し ドキドキしながら公開を待 ...
エミの気紛れ日記| 2011/07/26 22:12
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