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2017/03/30 13:39 |
[Review] グラン・トリノ
グラン・トリノ人の身体には、傷や皺だけでなく、時と共にその時代が刻まれる。それは身体の記憶。たとえ心が忘れても、身体が憶えている時がある。時にそれは自らの救いの手となり、時にそれは悪夢のような残酷さを帯びる。
彼の身体に刻まれた時代の記憶は、永く閉ざされてしまった彼の頑なな心情を物語っていた。
戦争に借り出され、火薬と硝煙にまみれた戦場の中で、今でも鮮明に蘇る、人を殺した瞬間。彼の身体に刻まれたのは、今の子供達が夢中になるようなテレビゲームや、ストレス発散のサバイバルゲームのような『ごっこ』ではない。殺されたらそこで生命が終わり、殺したらその時点で自分の身体は永久に消えない血と罪で埋め尽くされる。それ以降の時代を身体に刻み込むことなど、彼にとってはまるで無意味と思えてしまうくらいに。

  「時代は絶え間なく変わっていく。その時代に合わせて、自分も変えていくべきだ

その考え方は間違ってはいない。だがお前らに何が分かる? 人を殺したことも無い、殺されるような切迫した状況に置かれたことも無い、無数の血と死体で埋め尽くされた大地の上でのうのうと生きているだけの、知ったふうに未来と理想を語るお前らに、一体俺の何が分かる?

彼の肉親でさえ、今では彼から最も遠い人間となってしまっている。

そんな時、彼は一人の少年に出会う。無口で、不器用で、変わりたい、脱皮したいという渇望をその目に僅かながらに宿らせながらも、その一歩を踏み出せないでいる少年。でもその少年は、「今を懸命に生きたい」という気骨がある。不器用ながらもその一歩一歩を確実に踏み出している少年。今の若者のように、生き急ぐかのように足早に歩くことでも、足を踏み外すことをまるで「かっこいい」と勘違いしているわけでもない。でもその臆病さは、間違えればその道に足を向けてしまいうかもしれない。
人と関わることを忌み嫌った、いや恐れた男は、恐らくこう思ったのかもしれない。彼のような人間は、今の時代にはそぐわないかもしれない。時代遅れと貶されてしまうかもしれない。でも、彼のような気骨は、今の時代に必要なのかもしれない。不器用だし、臆病だし、無垢で頼りないけれど、「アウトローで生きることはかっこいい」と思っている連中よりはいい。
だからこそ、彼は死なせたくないし、その手を血に染めさせたくない。彼の手は、彼の身体は、その後の時代を克明に刻むのに必要だから。もう俺の身体は、これからの時代を刻むには老い過ぎている。


主演のクリント・イーストウッド氏の口が、への字になり、銃を片手に身体から覇気を撒き散らそうとしている時、BGMには何やら勇ましい音楽が。その勇ましさをジョークっぽく表現しているのは如何にもクリント・イーストウッドっぽいと思ってしまう一方で、それを自分自身に当てているのは何かのネタか? と思ってしまいました。でも結局のところ、それはこの作品を彩る要素の一つに過ぎなかったのですが。
彼の作品を鑑賞するといつも思う。いたってシンプル。ドキドキワクワク感もほとんど無い。今を象徴するかのようなVFXも。彼とて、別に大ヒットすることを狙って作ったわけではないかもしれない。『クリント・イーストウッド』というネームバリューを駆使しているわけではないかもしれない。
それでも、何故彼の作品にこれまで心を強く打たれるのでしょう。多分、彼ほど人間の本質を深く抉り出した作品はないかと思います。大抵の人間は、抉り出された人間の爛れた本質を照らし出されると逃げ出してしまう。なのに、それでも人が見入ってしまうのは、彼の「爛れた人間の本質」の照らし方なのではないかと思うのです。冷酷に淡々としているだけでなく、それは人間誰しもが持っている、貴方だけではない、だから爛れた本質を持つのは恥ずかしいことじゃないと、暖かく光を当てるかのように。但し、それと真剣に向き合わなければ、人は変われない。主人公は、そのままずっと人との交わりを拒み続けながら孤独のままに死ぬし、少年は臆病でいつまでも一歩を踏み出せず惨めな大人になる。それを嘲笑うアウトローたちも、アウトローから抜け出せずに一生を終える。

こんなこと、彼の人生のまだ数分の一しか生きていない僕が言うのはおこがましいくらいです。だって、僕は彼と対峙できるような人生を送っているわけではないし(やはり現代の生ぬるい環境で生きる人間の一人に過ぎません)、やはり同じように爛れた部分があるけれど、それを隠さずに受け止めて、面と向き合って生きているとは言えないから。


そんな迷える人たちを、冷たくも暖かく見つめているグラン・トリノ。物言わぬ『彼』だけど、そんな『彼』もまた、彼らと同じように、過ぎ行く時代を刻み続けた、ボロボロだけど直向に生きる姿を象徴しているのかもしれません。

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2009/04/25 23:40 | Comments(0) | TrackBack(36) | Review - Movie

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▼動機 「チェンジリング」が素晴らしかったので ▼感想 満足度につける★が足りない ▼満足度 ★★★★★★★ すごすぎ ▼あらすじ 妻に先立たれ、息子たちとも疎遠な元軍人のウォルト(クリント・イーストウッド)は、自動車工の仕事を引退して以来単調な生活を送っていた。そんなある日、愛車グラン・トリノが盗まれそうになったことをきっかけに、アジア系移民の少年タオ(ビー・ヴァン)と知り合う。やがて二人の間に芽生えた友情は、それぞれの人生を大きく変えていく。 ▼コメント 以前、映画「チェンジリン...
新!やさぐれ日記| 2009/05/05 15:09
予告もチラシも見ずに、予備知識なしで鑑賞―で、、、≪グラン・トリノ≫って車のことだったのね〜【story】朝鮮戦争の退役軍人で、自動車工の仕事を引退したウォルト(クリント・イーストウッド)は、妻に先立たれ、息子たちとも疎遠で単調な生活を送っていた。そんなある日、愛車グラン・トリノが盗まれそうになったことをきっかけに、アジア系移民の少年タオ(ビー・ヴァン)とその姉スー(アーニー・ハー)と知り合う。やがてウォルトとタオの間に友情が芽生えていくが―     監督 : クリント・イーストウッド 『チェンジリング』...
★YUKAの気ままな有閑日記★| 2009/05/05 15:01
人は長い間生きてくると、その人にとって生き方の信念を持ってくるようになります。
はらやんの映画徒然草| 2009/05/05 14:41
「グラン・トリノ」を観てきました〜♪ 妻に先立たれ、息子や息子の嫁、孫に悪態をつくウォルト・コワルスキー(クリント・イーストウッド)は、自分の世界だけで生きている頑固ジジイだった。或る日、ウォルトが大事にしている愛車グラン・トリノを隣人のタオ(ビー・ヴァン)が盗みに入る・・・ 人気Blogランキング      ↑ 押せば、ご近所と仲良くできるかも!? Blog人気ランキングに参加してます。 ご訪問の際は、是非ポチっとワンクリックお願いします〜♪
観たよ〜ん〜| 2009/05/04 22:30
満 足 度:★★★★★★★★★★    (★×10=満点)    丸の内ピカデリー にて鑑賞  監  督:クリント・イーストウッド キャスト:クリント・イーストウッド       ビー・ヴァン       アーニー・ハー       クリストファー・カー
★試写会中毒★| 2009/05/04 21:11
Gran Torino (2008年) 監督:クリント・イーストウッド 出演:クリント・イーストウッド、ビー・ヴァン、アーニー・ハー、クリストファー・カーリー 偏屈で頑固な老人が、隣家のタイ人一家との交流を通して変わっていく様を描く人間ドラマ 様変わりしていく街や人の流れに逆らい、人種や若い世代への偏見を隠すこともない為、家族からも疎まれる存在で、飼い犬だけが理解者という主人公の姿は、何となくコミカルでもあり笑いを誘う。 そんな中、自宅の庭先に立ち入ったギャングを銃で脅して追い払ったことが、結果的に隣人...
Movies 1-800| 2009/05/03 02:07
 最近、観終わった後で日が経つごとに素晴らし映画だったと思える作品が数多くあります。例を挙げるならば、「チェンジリング」、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」、「スラムドック$ミリオネア」がそうでした。何故だか観た翌日から、もう一度観なきゃと思えてくるのです。そして一昨日観たこの映画「グラン・トリノ」も、もう一度観なきゃと思い起こさせる、そんな映画のひとつになりそうなのです。  どちらかというと静かな映画。派手なカーチェイスがあるわけでもなく、銃撃戦などもありません。その手のものがあるとすれば、...
大村の「PREMIUM」日記| 2009/05/03 01:48
春の叙勲で旭日中綬章を受章することになったことが話題のイーストウッドの新作。 前作「チェンジリング」CHANGELING を、「間違いなく今年有数の傑作」と評したが、この「グラン・トリノ」は噂通り。 もっとすごかった! 彼ならではの視点から発せられる端正な佇まいに、今回さらに磨きがかかっている。 主人公はずっとまわりの事象に腹をたて、ずうっと愚痴っている(笑) この微妙なユーモアが、物語進行のテンションを高くキープ。 この主人公の愚痴っている歪んだ口もとをみると、どうしてもホッドドッグほおばりながら銀...
日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜| 2009/05/03 00:43
「世の中には、決して怒らせてはいけない男ってのがいるのを知らないのか?例えば、俺だよ」 そこに立っているだけで十分という、圧倒的な...
愛すべき映画たち| 2009/04/30 17:43
  俺は迷っていた、人生の締めくくり方を。 少年は知らなかった、人生の始め方を。   ■長年一筋で勤め上げたフォードの工場を引退し、妻にも先立たれた孤独な老人ウォルト・コワルスキー。自宅を常にきれいに手入れしながら、M-1ライフルと72年製フォード車グラン
唐揚げ大好き!| 2009/04/29 05:37
 「グラン・トリノ」を鑑賞してきました「ミスティック・リバー」「ミリオンダラー・ベイビー」の巨匠クリント・イーストウッド監督が、自ら主演して世の中に怒れるガンコ老人を演じた感動の人間ドラマ。急速に様変わりしていく世間を嘆き、孤独に生きる人種差別主義者の...
日々“是”精進!| 2009/04/28 15:36
映画「グラン・トリノ」についてのレビューをトラックバックで募集しています。 *出演:クリント・イーストウッド、ビー・ヴァン、アーニー・ハー、クリストファー・カーリー、コリー・ハードリクト、ブライアン・ヘイリー、ブライアン・ホウ、ジェラルディン・ヒューズ、ド..
映画レビュー トラックバックセンター| 2009/04/28 12:15
道に迷う全ての人に向けた人生講座。  
Akira's VOICE| 2009/04/28 10:58
監督 クリント・イーストウッド 出演 クリント・イーストウッド、ビー・バン、アーニー・ハー  すばらしいシーンがいくつもある。私がいちばん感情を揺さぶられたのは、イーストウッドが病院で診察を受け帰宅し、息子に電話をかけるシーンである。頑固一徹で気弱なところをみせたことのない男が、ふいに寂しさに襲われ、息子に電話をする。息子はそれに気がつかない。仕事が忙しくて、会社だけではなく、自宅でも仕事をしているのだと、そそくさと電話を切り上げようとする。それに対して、どうしていいかわからない。  このとき、イースト...
詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)| 2009/04/28 01:54
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クリント・イーストウッドが監督・主演を務めたヒューマンドラマ。その他のキャストはビー・バン、アーニー・ハー、クリストファー・カーリー、コリー・ハードリクト、ブライアン・ヘーリー他。 <あらすじ> 朝鮮戦争の帰還兵ウォルト・コワルスキーはフォード社を退職し、妻も亡くなりマンネリ化した生活を送っている。彼の妻はウォルトに懺悔することを望んでいたが、頑固な彼は牧師の勧めも断る。そんな時、近所のアジア系移民のギャングがウォルトの隣に住むおとなしい少年タオにウォルトの所有する1972年製グラン・トリノを盗ませよ...
Yuhiの読書日記+α| 2009/04/27 22:40
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利用価値のない日々の雑学| 2009/04/27 20:04
●ストーリー●妻に先立たれ、息子たちとも疎遠な元軍人のウォルト(クリント・イーストウッド)は、自動車工の仕事を引退して以来単調な生活を送っていた。そんなある日、愛車グラン・トリノが盗まれそうになったことをきっかけに、アジア系移民の少年タオ(ビー・ヴァン)と知
映画君の毎日| 2009/04/27 17:51
 『今、 大人が迷う時代。 でも、この男がいる。』  コチラの「グラン・トリノ」は、もうすぐ79歳を迎えるクリント・イーストウッドが主演&監督を務め、アメリカでは彼のキャリア史上最高となる興行収入をあげた4/25公開のヒューマン・サスペンスなのですが、試写会....
☆彡映画鑑賞日記☆彡| 2009/04/27 14:58

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