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2024/04/27 00:18 |
[Review] オペラ座の怪人
オペラ座の怪人「劇団四季『オペラ座の怪人』は凄いらしい」


映画は観たもののやっぱり一度は舞台を観ないとネ、ということで、劇団四季『オペラ座の怪人』を観に行きました。

が。

「映画版を先に観るんじゃなかった………」とちょっと後悔しています。 orz

映画版の方が『映画』としての技術をふんだんに使っているので、各々のシーンのリアリティについては勝っています。余興のバレエの時に突如ぶら下がる首吊りシーンとか(その複線となる舞台天井の争いとか)、クリスティーヌの父親の墓場での、ラウルとオペラ座の怪人の戦闘シーンとか。
オペラ座の怪人が脚本した、クリスティーヌ主演の舞台で、怪人の仮面が剥ぎ取られる衝撃なんかも。

ただ、映画版にはない、舞台版で一番惹かれたシーンは、ラストの方。オペラ座地下に連れ去られたクリスティーヌが、オペラ座の怪人に本当の想いを伝え、ラウルと共に解放するときの長い沈黙。
基本的にミュージカルなので、全編渡って歌あり音楽あり踊りありの、大音響が迸る舞台なのですが、あの沈黙のシーンだけは、全編で一番惹かれました。
今までが、クリスティーヌに対する屈折した愛情を示したのに対し、クリスティーヌの想いが伝えられたその瞬間から、本当にクリスティーヌの幸せを考えようとする、怪人の想いが『沈黙』という形で表現されたんだと考えます。
臨場感をストレートに出す舞台ならではの表現なのかもしれません。

映画も舞台も、どちらもどちらの良さを演出しているので、変にひねくれて比較しようとせず、純粋に楽しむ気持ちで鑑賞して下さい。


さて。
ミュージカル舞台は、次はイギリスですか。
何年後の話になることやら………。。。

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2005/12/10 23:04 | Comments(0) | TrackBack() | Review - Movie

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