■初日、新幹線に乗り遅れた(丸の内線の電車遅延のため)。
→何とか、予定の便の直後の便に乗ることができましたが……。
■最初の予定地・岡山城に到着もしていないのに、デジカメを勢いよく落とした。
→撮影そのものに支障は来さないものの、ズーム機能の反応が鈍くなってしまい。
■1泊目のホテルがあまりよくなかった。
→言いたいことは山程ありますが、低価格に抑えたので敢えて言及せず。
■最終日、渋滞に巻き込まれた。
→バスで最寄り駅へ向かう予定を、早々にタクシーに切り替え。
とはうものの、ギリギリのところで最悪の事態は回避できたので、それはそれで良かったのかもしれませんけれど。何よりも珍しく落し物・忘れ物が無かった、というところでしょうか。
最終日は、錦帯橋と岩国城散策。そして、今回の旅行で最も行きたかった場所であります。
早朝にもかかわらず、既に観光客で賑わっている錦帯橋。出店も昨夜同様に軒を連ね、特に祭事が行われているわけでもないのですが、辺り一面お祭り気分。そしてここでも海外からいらっしゃったと思われる方々が多く。というより、岩国基地が近くにあるので、常駐している軍人さんとその御家族だと思われます。
やはり日本三大名橋の一つである観光地なわけですから、錦帯橋周辺はもう人人人。でも、橋を渡って吉香公園や紅葉谷公園へ足を運ぶと、長閑な公園風景が広がります。勿論、この公園も昼になれば多くの人で賑わいますけれど。
公園の中心部では野外ステージがあり、そこでアマチュアバンドが演奏していましたが、願わくばこういう日は演奏してほしくなかった、というのが僕の中にはあります。だって折角穏やかなひと時を過ごせているのですから、風もなく、太陽も暖かく、朝方、人もそんなに多くないのですから。
ロープウェイに乗って、いざ岩国城へ。
そこでも音楽会が披露されているのですが、アマチュアバンドではなく、雅楽の演奏。やっぱり和風に桜を愛でるのなら、こっちの方がいいかもネ。まぁそれでも、願わくば自然の音だけの中で桜を愛でていたかった、というのはありますけれど。ただの我侭ですかねぇ……
岩国城天守閣からの眼下の眺めは最高でした。若干靄がかかっているようにも見えましたが。
けれど、それでもよーく見えたのが、どこまで続いているのか分からない車の渋滞。錦帯橋周辺の幹線道路は、2車線の1本と、あとは西岩国駅方面からの道路だけ(こちらも2車線)。そして十分な広さの駐車場もあるわけでもなく、それでも次々と観光バスやらマイカーやらが多く詰め掛け、帰りの新幹線の予定の便まで2時間あるにはあるけど、ちゃんと到着できるのか心配という状況に。
新幹線の到着駅『新岩国駅』は、スムーズに進めば錦帯橋から10分くらいで到着できる場所。普通に考えれば2時間あれば余裕で到着できるでしょう、と思いますが、どこまで続くか、いつになれば動くのかが分からない渋滞の列を目の当たりにすれば、余裕どころかシャレにならない状態に思ってしまうのは言うまでも無く。
なので、本来路線バスで変える予定を、急遽タクシーに切り替えて帰路に就きました。少し渋滞に巻き込まれましたが、それでも思った以上に巻き込まれること無く、すんなりと駅に到着することが出来ました。
今回は、予定より多く場所を回ることが出来て、充実した旅行でした。
いつも以上に予想外の出来事が続出しましたが、まぁそれも旅の醍醐味ということで。大きな支障を来すようなことはなかったので、最終的にはOKということで。
また、予てから行きたかったところにも行くことが出来ましたし。桜見物(特に錦帯橋)が目的でしたけれど、それに加えて勉強することも多かったと思います。
まだまだ行きたいところ、行き足りないところがあり、今こうやって文章を書いている最中でも、「次どこへ行こうか」と考えていたり。まぁ、常にお金と時間との戦いと相談の連続なんですが。
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