父が囲碁の地方大会(といっても交流会みたいなもん)に参加しまして、どうやら初めて プロに勝った らしいのです。
(ちなみに父の囲碁は趣味の領域ですので、実力の程は…… まぁそれなりに(汗))
そんなわけで、家に帰ってきた時の父の有頂天振りと言ったら。
へべれけ状態になった酔っ払いよろしく、手がつけられないくらい浮かれておりました。
一応、家族で祝辞は述べたものの、いい加減クールダウンしてほしいとばかりに、チクリと釘を刺しておきました。
「プロに勝ったの? ふーん。何歳くらい? 小学生?」
「むしろ全盛期はとうの昔に過ぎた、無名無実の棋士なんじゃない?」
「まぁ最近天気が不安定だからねぇ。体調悪くしちゃったんだよ。 40度の熱とか」
チクリどころか神経逆撫でするくらいの情け容赦ないツッコミの数々ですが、この日の父は何を言われてもへこたれませんでした。「フン。何とでも言うがいい!」とばかりに、扇子をあおいで威厳を振りまいておりました。
まぁ、もう少し夢を見させてあげようではありませんか。
そのうち現実を見ることになるんですから。
(ちなみに父の囲碁は趣味の領域ですので、実力の程は…… まぁそれなりに(汗))
そんなわけで、家に帰ってきた時の父の有頂天振りと言ったら。
へべれけ状態になった酔っ払いよろしく、手がつけられないくらい浮かれておりました。
一応、家族で祝辞は述べたものの、いい加減クールダウンしてほしいとばかりに、チクリと釘を刺しておきました。
「プロに勝ったの? ふーん。何歳くらい? 小学生?」
「むしろ全盛期はとうの昔に過ぎた、無名無実の棋士なんじゃない?」
「まぁ最近天気が不安定だからねぇ。体調悪くしちゃったんだよ。 40度の熱とか」
チクリどころか神経逆撫でするくらいの情け容赦ないツッコミの数々ですが、この日の父は何を言われてもへこたれませんでした。「フン。何とでも言うがいい!」とばかりに、扇子をあおいで威厳を振りまいておりました。
まぁ、もう少し夢を見させてあげようではありませんか。
そのうち現実を見ることになるんですから。
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実の息子だから言える数々の突っ込み、微笑ましく拝見しました。
早くに父を亡くした私にはうらやましいです。
お父上を早くに亡くされた事、大変お辛いことと存じます。
本来、ここで僕如きが語ることではありませんが、たとえ他愛の無いバカげた話であっても、それを交わすことの出来る環境こそ、本当に幸せなのかもしれません。
父も定年を過ぎ、既にセカンドライフに突入しています。こんな時だからこそ、自分の出来る親孝行をしていきたいと思います。
>こんばんは^^。
>実の息子だから言える数々の突っ込み、微笑ましく拝見しました。
>早くに父を亡くした私にはうらやましいです。