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2024/05/04 02:55 |
安全と健康
26階庁舎「職員は階段を」 生活習慣病対策で厚労省


 国民に生活習慣病予防を呼びかけるには、自ら階段利用を――。厚生労働省は5月から全職員に対し、26階建ての庁舎内を移動する際、階段を使うよう求める。医療費削減を目指す同省が率先して姿勢を示すことで、PRにつなげたい考えだ。

 東京・霞が関の庁舎は、複数の省庁が入る合同庁舎。厚労省は1階から22階まで「入居」。最上階の26階には飲食店などがある。環境省も入っていることもあり、地球温暖化対策の一環として、3月からエレベーター18台のうち、平日昼間は12台に運転を制限。職員からは「なかなか来ない」「会議に遅刻する」などの不満が出ていた。

 それを聞いた厚労省幹部が「じゃあ、階段を使え」と言ったのがきっかけになり、エレベーターホールなどに「階段利用」と大きく書かれたポスターを張るなどキャンペーンに取り組むことにした。

 しかし、あくまで「努力目標」。しかも、環境省など他省庁職員や外来者には、協力を求める形だ。厚労省健康局は「体調に注意して無理のない範囲でやってもらう」と話す。

 職員からは早くも「気が進まない」の声も出ており、生活習慣病対策室は「まず、数階の移動でエレベーターを使うような職員をゼロにする」としている。



たかが階段。されど階段。

エレベーターやエスカレータを使ってスイスイと上の階へ行くより階段を使った方が、足腰を鍛えられるし、日頃の運動不足も(程度によりますが)解消できます。
さすがに10階分とか20階分を階段で上り下りする、というのは、日頃運動不足のビジネスマンから見ればキツイところもあるかもしれませんが、1階2階程度の昇降であれば、日常の軽い運動として取り入れていいのでは、というか、取り入れるべき試みだと思います。僕も例に漏れず、1~3・4階くらいなら、階段を使って昇降しているのがほとんど。時たま、10階くらいの階段を昇降したりもします。


が。

今勤めているビル(10階建て)は、1階から2階に行くにもエレベーター
そんくらい階段で行けよ! と心の中でイライラしつつも、ビルの構造上仕方がないのです。
一応、このビルにも1階~10階までの階段はあります。ですがそれは非常用。階段を上り、各フロアに入るためには、フロアの管理者しか知らない暗証番号、もしくは、フロア管理者しか持っていない鍵を使って中に入るしかありません。そう、一般社員は、階段を使ってフロアを行き来したりすることができないのです。

何故にこういう構造にしたかについては、全てセキュリティのため。
通用口からの不審者侵入を防ぐため、一般社員はフロア管理者の同意を得られなければ、通用口を使うことはできない。つまり、日常的なフロアの昇降に、階段は使えず、自然にエレベーターになってしまうのです。

「会社の環境じゃ軽い運動なんて期待できないから、他のところでやればいいじゃん」
と言われればそれまでなんですけど。
あとは一般社員に専用カードキーを持たせ、通用口からでもフロアに入ることができる、というシステムに組み直すということも考えられますが、ビルのオーナーからすれば、これもセキュリティ上通用口から入れる確率を極力小さくしたいから、という理屈(一般社員がカードキーを持つ=一般社員の人数分、通用口に入れるルートができる=通用口から侵入できる確率が高くなる)。




安全』   と   『健康


貴方はどちらを選びますか?

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2006/05/01 15:31 | Comments(0) | TrackBack() | Diary

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