芸風が非常に多彩とはいえ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』と『シークレット・ウィンドウ』しかまだ観ていないので、シリアス向けの俳優なんだな、と思っていましたが、
全然違いましたね。
今回の映画で、ジョニー・デップのイメージが完全に壊れました。
勿論、いい方向で。
(でも、ジョニー・デップのお子様が、本作のジョニーの格好を見て絶句されたそうな。まあ無理ないけど。)
お菓子の国+It's a small world.をかけ合わせたかのような世界。
ファンタジー溢れる映画だけど、どこかリアリティのアクセントを加えているのは、今のアダルト・チルドレンへの警鐘なのかもしれません。
恵まれた環境に浸りすぎているからこそ、『夢』を見ることを忘れてしまった子供達への。
でも、その一方で『本当に大切なものは何か』というのを切々と語ってくれます。意外と緻密な話の構成である事に驚きました。
理屈抜きでほんわかに楽しめる、そんな映画です。
ウンパ・ルンパ最高。一家に一人は欲しいところ(笑
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