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2017/07/26 15:48 |
[鹿児島] 兵たちの還る里 前編
夏休みを利用した旅行第一弾、『知覧』へ行ってまいりました。そして何気に九州初上陸。映画『俺は、君のためにこそ死ににいく』に触発された、というのもありますが、
 ■知覧の戦時中の史跡や、当時の特攻兵の想いに触れてみたい
 ■大叔父が特攻兵だったので、彼の足跡を追ってみたい
というのが狙いです。きっと今行かないと、向う数年間は実現しないような気がしましたので、半ば強行日程であろうとも、このたび、知覧を訪れることになりました。

が。
それまで存在していた鹿児島空港から知覧までの直通便バスが廃止になり、鹿児島空港から鹿児島中央駅で乗り換えて知覧までバスで行くことおよそ2時間30分! いくら目的地を絞っていたとはいえ、一泊二日の旅行では『半ば強行日程』どころか『ホントに強行日程』になったのはいうまでもなく。割と余裕を持って旅をする僕としては、ちらほら時間を気にしながらの旅路になってしまいました。 orz


知覧に到着したのは9月2日。昼に鹿児島空港に到着したとはいえ、実際に知覧に到着するのは夕方前になってしまいますので、この日は武家屋敷を中心に市内を散策しました。


知覧の風景 武家屋敷庭園 - 其の一 武家屋敷庭園 - 其のニ



『薩摩の小京都』と呼ばれる知覧でさえ、市街地は区画整備されており、普通に必需品も購入できる街になっておりますが、路地に入ると、そこは昔ながらの武家屋敷が軒を並んでおります。しかも、メインの道路はそこそこ人通りも車の通りも多いのに、ほんの僅かに道を隔てた武家屋敷には、音という音がなく、静寂に包まれておりました。
『閑静な住宅街』というと、ちょっと違うかもしれません。東京にも閑静な住宅街はそこかしこに存在しますが、何となく無機質で味気ない。一方の武家屋敷周辺は、耳を済ませると、さらさらと流れる清流の音、僅かながらに響き渡る虫の音、そして、秋の訪れを告げるかのような風の音。静寂の中にも少しだけ伝わる自然の音なんて、正に生活する上での至福の一時を醸し出すのでしょう。

というか、この武家屋敷、日本庭園部分は一般開放しているものの、家屋には普通に人が生活しているんだそうです。

何という贅沢なっっ!!


知覧に着たからには、やはり宿泊場所は『富屋旅館』にしたいな、と決めておりました。


富屋食堂(復元) 鳥濱トメさんの詠われた句



そのお隣は、なんと当時の『富屋食堂』を、鳥濱トメさんのお二人のご息女(既に亡くなられております)の記憶を元にしたものの、完全復元した建物が建てられておりました。勿論、館内は食堂ではなく、当時の遺品や写真が展示されている、一種の展示室になっております。
館内に展示されている遺品や写真、ここを訪れた、年端も行かぬ若者達の言葉の数々だけでも一見の価値がありますが、多分定時ごとに催されると思いますが、鳥濱トメさんのご親族と思われる方の語りがあります。ちょうどその時間に居合わせることが出来たのは幸いでした。
切々と語られる、当時の色んな人たちの想い。心許無い飛行機ながらも、我が半身のように接し、重い爆弾を積んで敵艦めがけて体当たりする作戦。それを目前に控え、特攻兵達は何を想ったのか。ただ見送ることしかできない。引き止めることもできない。自分の無力感に苛まれながらも、それでも出来る限りのことを尽くそうとした人達は、何を想ったのか。

それは、これから知覧にいらっしゃる方々が、ご自身の目で、ご自身の耳で、確かめてみてください。


 

『鹿児島県』の写真集についてはこちら

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2007/09/02 21:00 | Comments(0) | TrackBack(0) | Outdoors

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