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2017/03/26 23:50 |
[埼玉] 菊の祭典

菊というのは、実は個人的にあまり好きではない花でして(嫌いではないんだけど…)。天辺のコンモリとした形が、どうにも不恰好に思えてしまうのです。そんな花が天皇家の家紋なのですから、やっぱり不思議に思ってしまうわけで。
要は美的センスが人並み以下ということなんですな。 orz


川越市にある川越大師喜多院でも、11月中旬にかけてまで『菊まつり』が行われています。
日本の秋を象徴する花・『菊』。個人や団体、学区内の生徒に至るまで、丹精込めて育て上げた大小様々な菊がズラリ。花弁一つ一つとってみても、汚れの無い無垢な色が鮮やかに映えているのが分かりますが、やはり如何せん純粋培養に肥え太らせたかのような花の形がビミョーにしか映らず……

と。
そんな中でも、ハッとさせられる光景がちらほら。
コンモリとした何とも形容し難い半球体に垣間見える、その姿だからこそ不思議な感覚を覚える瞬間。
それは、光と影の狭間での光景。



菊 - 其の一 菊 - 其のニ 菊 - 其の三



立体的な花というのは、光と影のコントラストが非常にはっきりと表れます。純粋無垢な色を誇る美しさの裏に潜む、闇の世界に通じるような影。まるで、異界への扉がそこにあるような雰囲気。
葬儀等の献花として利用されている花ですので、『彼岸花』と同じように、『死』を連想させる花なのではないかと思います。が、それ以上に似ているこの感覚は、まるで月夜の『桜』。

明るく華やかな昼の『桜』とは違い、月明かりに照らされた夜の『桜』は、本当に妖艶の一言。見る者の魂を奪い去ってしまいそうな魅力。光と影の狭間に咲く『菊』にも、そんな雰囲気が漂っています。


かつて一斉を風靡(?)した『神の国』ではありませんが、昔の日本人は、普通に目に見えている『この世』とは別の、見えざる『異界』の存在を強く意識していたのではないのでしょうか。哲学者プラトンが提唱した、本質が存在する世界『イデア界』のような。
異界に通じる道標や門として、その神秘性を、『桜』や『菊』に見出していたのかもしれません。


※ちなみに、Cyberは哲学は良く分かってません。何となく使ってみただけです……


 

『埼玉県』の写真集についてはこちら

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2006/11/12 13:50 | Comments(0) | TrackBack(0) | Outdoors

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