4月30日~5月1日と、ベタに愛・地球博にいってきました。
![愛・地球博 - 其の一](/Img/1155951561/)
博覧会入り口の様子。11時現在。
ここが、会場間際(8時30分くらい)になると、どんでもないことに…
『自然の叡智』というタイトルがついていますが、こと企業パビリオンでは、企業の独自のテクノロジーを示したいということが前面に出て、自然については何となく取ってつけたような感じがするのは気のせいでしょうか?
ゴールデンウィークの海外旅行の人手が過去最高、ということから、存外に空いているものかとおもっていましたが、
その目論見も脆くも崩れ去ったのは言うまでもなく。
あまつさえ、
「何だよ企業パビリオン予約取ってねぇのかよぉ。当日に並んだところで何時間待つと思ってんだよ?」
「ふざけんなこの野郎! 幹事にばっかり任せて自分は何もしてねぇくせに!」
早速喧嘩勃発(嘘です)。
そんなこんなで、微妙に不安だけが募る博覧会となりました。
まず企業パビリオンですが。
トヨタ館、日立館は、完全予約制ではないものの、絶対予約必須です。マジで。
5月1日の方なんか、8時30分に入り口に並び始めて、荷物検査等が終わったのが9時30分で、その時点で日立館は3時間30分待ち(トヨタ館は、午前の部は予約でいっぱいらしい…)。
いくら人気のパビリオンとはいえ、3時間以上待つのには本気でまいりました。
企業パビリオンで回ったのは、ガスパビリオンと三井・東芝館。
比較的空いているパビリオンとはいえ、それでも80分~90分待ち。
待っている途中で、友人の一人がポソっと核心を突く一言。
実際、ガスパビリオンと三井・東芝館は、子供だったらすごいうける展示内容だったけど、20代後半の大の大人だけで構成される集団にとってみれば、確かにそう思ってしまうのかも。
確かに面白いんだけどね。それにしては80分~90分の待ちには割りに合わないような。
その後、企業パビリオンを目の前にすると、この友人の一言がずっと頭の中でリフレインしていました。
そんなこんなで、この二日間で主に回ったのは、グローバル・コモン。
世界各国の、文化や自然に関わる展示物がズラリ。これがなかな面白かったのです。
中には、商売目的でアクセサリーやドリンク類しか売っていないようなところもありましたが(笑)。
総じて、その国その国の色が出ていました。むしろこれだけの目的で博覧会に行くのもいいのかも。
中でも一番よかったのは、イタリア館に展示されてある銅像『踊るサテュロス』。
1998年に地中海からおよそ2000年以上の時を経て引き上げられた銅像は、ところどころ欠けていても、まさに素晴らしいの一言。2周回って見てしまいました。
冷凍マンモスが展示されてあるグローバル・ハウスは、むしろ人類史~宇宙開発の展示部分がよかったです。
月の石も見ることができたし。
そのあとで、マンモス・ラボに移り、冷凍マンモスを見るのですが、動く歩道に乗りながら見るので、まじまじと見られなかったのが残念。
というわけで。
回ったパビリオン数は半分くらい行ったものの、満足度は4分の1くらいかも。まあ、2日間で合計12時間くらいしか回っていない、というものありますし。
今回の愛・地球博で学んだことは、
1.行きたい企業パビリオンは、必ず事前予約を行うこと
2.予約が取れず、それでも企業パビリオンにいきたい場合は、比較的空いている平日の夕方以降を狙うこと
3.他のパビリオンでも、面白いパビリオンはある
4.何時にどのパビリオンを見たいのか、事前に計画を立てること
5.人気のあるパビリオンの前で、記念撮影はやめましょう。堂々とカメラの前を横切るバカップルや頭の悪そうなおっちゃん・おばはん達がいらっしゃいます
です。これから愛・地球博に行かれる方、是非ご参考ください。
博覧会入り口の様子。11時現在。
ここが、会場間際(8時30分くらい)になると、どんでもないことに…
『自然の叡智』というタイトルがついていますが、こと企業パビリオンでは、企業の独自のテクノロジーを示したいということが前面に出て、自然については何となく取ってつけたような感じがするのは気のせいでしょうか?
ゴールデンウィークの海外旅行の人手が過去最高、ということから、存外に空いているものかとおもっていましたが、
その目論見も脆くも崩れ去ったのは言うまでもなく。
あまつさえ、
「何だよ企業パビリオン予約取ってねぇのかよぉ。当日に並んだところで何時間待つと思ってんだよ?」
「ふざけんなこの野郎! 幹事にばっかり任せて自分は何もしてねぇくせに!」
早速喧嘩勃発(嘘です)。
そんなこんなで、微妙に不安だけが募る博覧会となりました。
まず企業パビリオンですが。
トヨタ館、日立館は、完全予約制ではないものの、絶対予約必須です。マジで。
5月1日の方なんか、8時30分に入り口に並び始めて、荷物検査等が終わったのが9時30分で、その時点で日立館は3時間30分待ち(トヨタ館は、午前の部は予約でいっぱいらしい…)。
いくら人気のパビリオンとはいえ、3時間以上待つのには本気でまいりました。
企業パビリオンで回ったのは、ガスパビリオンと三井・東芝館。
比較的空いているパビリオンとはいえ、それでも80分~90分待ち。
待っている途中で、友人の一人がポソっと核心を突く一言。
「こんなに並んで見る価値があるのか? 費用対効果ないんじゃないの?」
実際、ガスパビリオンと三井・東芝館は、子供だったらすごいうける展示内容だったけど、20代後半の大の大人だけで構成される集団にとってみれば、確かにそう思ってしまうのかも。
確かに面白いんだけどね。それにしては80分~90分の待ちには割りに合わないような。
その後、企業パビリオンを目の前にすると、この友人の一言がずっと頭の中でリフレインしていました。
そんなこんなで、この二日間で主に回ったのは、グローバル・コモン。
世界各国の、文化や自然に関わる展示物がズラリ。これがなかな面白かったのです。
<![愛・地球博 - 其のニ](/Img/1155951597/)
トルコアイス『ドンドルマン』を作る店員。
モチモチしてよく伸びるアイスや、彼等のパフォーマンスもさることながら、
受験生ばりに『必勝』鉢巻をつけるというセンスが、大 好 き だ !!
トルコアイス『ドンドルマン』を作る店員。
モチモチしてよく伸びるアイスや、彼等のパフォーマンスもさることながら、
受験生ばりに『必勝』鉢巻をつけるというセンスが、大 好 き だ !!
中には、商売目的でアクセサリーやドリンク類しか売っていないようなところもありましたが(笑)。
総じて、その国その国の色が出ていました。むしろこれだけの目的で博覧会に行くのもいいのかも。
中でも一番よかったのは、イタリア館に展示されてある銅像『踊るサテュロス』。
1998年に地中海からおよそ2000年以上の時を経て引き上げられた銅像は、ところどころ欠けていても、まさに素晴らしいの一言。2周回って見てしまいました。
冷凍マンモスが展示されてあるグローバル・ハウスは、むしろ人類史~宇宙開発の展示部分がよかったです。
月の石も見ることができたし。
そのあとで、マンモス・ラボに移り、冷凍マンモスを見るのですが、動く歩道に乗りながら見るので、まじまじと見られなかったのが残念。
というわけで。
回ったパビリオン数は半分くらい行ったものの、満足度は4分の1くらいかも。まあ、2日間で合計12時間くらいしか回っていない、というものありますし。
今回の愛・地球博で学んだことは、
1.行きたい企業パビリオンは、必ず事前予約を行うこと
2.予約が取れず、それでも企業パビリオンにいきたい場合は、比較的空いている平日の夕方以降を狙うこと
3.他のパビリオンでも、面白いパビリオンはある
4.何時にどのパビリオンを見たいのか、事前に計画を立てること
5.人気のあるパビリオンの前で、記念撮影はやめましょう。堂々とカメラの前を横切るバカップルや頭の悪そうなおっちゃん・おばはん達がいらっしゃいます
です。これから愛・地球博に行かれる方、是非ご参考ください。
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実家の近くの公園へ、花見に行ってきました。
都内の桜の名所として知られる、上野公園や井の頭公園とかでもよかったのですが、
酒を飲んで騒ぐ事しか脳の無い猿共に、穏やかな春のひと時を穢されたくない、ということと、
広々とした公園を全体的に桜が植えられ、うまい具合に花見見物客が散らばれる、のが理由です。
※まあ、社会人になると、己が出世街道の為に命懸けで場所取りに血眼になるサラリーマンの姿も目にしますが、花を愛でるのに何故命と精神を削らなければならないのかが、全く以って謎です。
今年の春は極端に寒かったり。かと言えばいきなり夏日になったり。季節の分かれ目泣かせの体質の僕にとっては散々の春になりました。
桜も、例年より3日ほど開花が遅かったとか。開花にやきもきして、むしろストレス溜め込んでしまった人もいるんじゃないかと。
こんな人の悲喜交々を如実に表してくれる花というのも、何とも珍しいですね。
日本の代表的な花だけに。
花見の歴史は平安時代から(庶民の流行になったのは江戸時代以降だそうですが)ということですが、
桜の花には、人を狂わせる魔力があるのかもしれません。
先日のBLOGで、満月の月明かりに照らされた桜が、妖艶に感じられるのと同じように。
都内の桜の名所として知られる、上野公園や井の頭公園とかでもよかったのですが、
酒を飲んで騒ぐ事しか脳の無い猿共に、穏やかな春のひと時を穢されたくない、ということと、
広々とした公園を全体的に桜が植えられ、うまい具合に花見見物客が散らばれる、のが理由です。
※まあ、社会人になると、己が出世街道の為に命懸けで場所取りに血眼になるサラリーマンの姿も目にしますが、花を愛でるのに何故命と精神を削らなければならないのかが、全く以って謎です。
今年の春は極端に寒かったり。かと言えばいきなり夏日になったり。季節の分かれ目泣かせの体質の僕にとっては散々の春になりました。
桜も、例年より3日ほど開花が遅かったとか。開花にやきもきして、むしろストレス溜め込んでしまった人もいるんじゃないかと。
こんな人の悲喜交々を如実に表してくれる花というのも、何とも珍しいですね。
日本の代表的な花だけに。
花見の歴史は平安時代から(庶民の流行になったのは江戸時代以降だそうですが)ということですが、
桜の花には、人を狂わせる魔力があるのかもしれません。
先日のBLOGで、満月の月明かりに照らされた桜が、妖艶に感じられるのと同じように。
『埼玉県』の写真集についてはこちら
池上梅園に行ってきました。
入り口にお目見えなのが、往年の力道山が腕を組んだ姿の胸像。しかも腰元はしっかりとチャンピョンベルトが。
この日は、まだ午前中だし曇りの寒空で、ほとんど参拝客もいませんでしたが、それなりに人の多い日なら、きっと『力道山のお墓』の参拝客で賑わうかも(笑)。
一番好きな花は? と問われて、真っ先に挙げる花といえば、梅です。
桜のように豪華絢爛な花も好きですが、梅のように、春というにはまだ寒さが残る季節の中でも、力強く凛として咲く姿に惹かれます。
今年の冬は、寒暖の差が激しいものの、比較的暖かな冬だったので、この時期、もういっせいに咲き誇っているかな、と思ったのですが、まだ3分~7分咲き。
品種によって、早く咲くもの、遅く咲くものとあったので、結構長い期間楽しめるんじゃないかな、と思います。
梅の品種は、大抵が薄いピンク~紅手前のピンクが主ですが、白い花を咲かせる品種は、純白にがくの部分が淡いクリーム色なのが特徴的。
咲きたてなのか、花の形もとてもよく整ってました。
お ま け 。
池上梅園の近隣は、ご存知、日蓮宗総本山『池上本門寺』があります。
そこに、なんと力道山のお墓がありましたので、記念に写真に収めてきました。
入り口にお目見えなのが、往年の力道山が腕を組んだ姿の胸像。しかも腰元はしっかりとチャンピョンベルトが。
この日は、まだ午前中だし曇りの寒空で、ほとんど参拝客もいませんでしたが、それなりに人の多い日なら、きっと『力道山のお墓』の参拝客で賑わうかも(笑)。
『東京都』の写真集についてはこちら
プラストミック技法を用いた、全てがモノホンの人体達。一歩間違えれば、死体解剖展に早変わり。
悲鳴や失神が続出するかと思いきや、意外や意外、皆さん真剣に議論してましたよ。
本物であるからこそ、人体の構造や、引き起こされる病気等々が分かるんでしょうね。
でもさすがに、肝試しはできないでしょう。怖すぎて。
無音の闇の中で、目的の物を入手する道中で、ポツン… ポツン… と置かれる標本たち。
わざわざ、お化け役とか出さなくても、十分迫力があると思います。
下からライトを照らされるなんかしたら、東京中に悲鳴が轟くこと間違いなし。
※これは、あくまで科学展です。こういう用途に使用するものではありません。
帰りのお土産もビックリ。どこかのカルトショップに見間違えるくらいのラインナップばかり。
(頭蓋骨プリントのTシャツとか。買っちゃいましたし。)
写真は、あまりグロいのは載せられませので、ギリギリな写真を(ギリギリか?)。
http://www.jintai.co.jp/
前に、NHKでシルクロードの特集があって、そこに平山氏の絵が放送されていました。
その壮大な画風に惹かれ、実際に本当の絵をこの目で見てみよう、ということで、
「平成洛中洛外屏風」を見に行きました。
屏風、本当に良かったです。
まるで神々の視点で京都を見下ろすって感じで。
ただ。
細かい物好きの僕は、どうしても細かいところにも目を移してしまいがちで…
ここからは創造の領域なのですが。
平山氏の絵は、「全体」を如何に見せるか、という考えで描いているみたいで、
「全体を見せる」という意識が強いあまり、細かい部分が、適当、というと言葉が悪いですが、
それに近い印象を受けざるを得ないのです。
例えば、ラッセンの絵は、全体で見るのもよし、一部を切り取って、それを一つの絵として見るのもよし。
つまり、どんな視点でも楽しめる、というのが個人的に好きなのです。
なので、平山郁夫氏の絵は、「バッと全体を見よう!」という意気込みで見る方がいいかもしれません。
素人交じりの意見で恐縮ですが、率直に思ったことを書きました。
あとはやっぱり、日本画+画家が高齢の方、ということからか、
来場者の平均年齢がとっても高く…
そこで「君の精神年齢も十分年老いているよ」と思った人。歯を食いしばって前へ出てください。
それと、各展示に「名前」はあっても「解説」がなかったのが残念。
どういう目的でこの絵を描いたのか、等が知りたかったです。
また、今回の展示は、平山郁夫氏の一部の作品なので、近い将来、
実際に広島の『平山郁夫美術館』に行ってくる予定です。