「本日の沖縄は、晴れ、気温は30度です」
というキャビン・アテンダントさんのアナウンスを聞いて、「ああ、沖縄って、東京と同じくらいかな」と油断していたのも束の間、照りつける太陽の下で思い知らされたのは、暑さよりも湿度の高さ。
そう、沖縄は亜熱帯。湿度が低めのところから来た人からすれば、常時サウナ状態と言わんばかりの、不快指数たっぷりの気候なのです! 初の沖縄上陸における洗礼。お越しの際は、是非、通気性のよい服装でどうぞ。でないと汗で服がへばりつき、より一層不快になること請け合いですから。
しかし、そんな不快指数を吹き飛ばすくらい、目の前に広がるのは亜熱帯ならではの植物と真っ青な海! 本州の海岸でも、味わえるのはほんの一部という真っ青な海の魅力に、多くの人が取りつかれるのも無理はありません。中には、半年で3回も沖縄に足を運んだ人もいる、というのも頷けます。
とはいえ、今回の旅は、世界遺産『琉球王国のグスク及び関連遺産群』をはじめとする、沖縄の史跡・戦跡を見るための旅。本土では見ることが出来ない、南国ならではの独特の文化や遺産はもちろん、『南国』であるがゆえに押し付けられた凄惨な過去を、この目で見、感じることが出来たと思います。
まず訪れたのが、『琉球王国のグスク及び関連遺産群』の最北端、今帰仁城跡。琉球王国に滅ぼされる前の三山時代の、北王が居城。
城を囲うように張り巡らされた堅牢な城壁のみが往時の繁栄を忍ばせ、大庭(ウーミーヤー)は、木々の根で覆われ、王の坐す主郭も、今は草で覆われていました。松尾芭蕉が、朽ち果てた平泉を見て、「夏草や 兵どもが 夢の跡」という句を詠んだのと同じように、もしここに来ていたら、同じ句を詠んだのかもしれません。
その一方で、
水族館を見て回った後は、エメラルドビーチでちょっと一休み。関東近辺では滅多に見ることが出来ない海と空の青さに、心も体も癒されます。今回の旅が海水浴目的でないとはいえ、やはり僕も、沖縄の海の虜となりました。まだまだ、沖縄にはあまり人には知られていない地形や自然、かつての琉球王国の名残がそこかしこにあり、その全てを回ってみたいと思いつつも、同時に、沖縄の海をダイビングで満喫したい、と思った次第です。
『沖縄県』の写真についてはこちら
僕はあまり彩度が鮮やかな写真て撮ったことなかったんですが
Cyberさんの写真見てたら、鮮やかな写真をとってみたくなりました!!
沖縄またいきたいなぁ。。。
Cyberさんもダイビングするんですか??
色々なところに自由に行き来できる機会も少なくなるだろうと予見する中で、どうしても行きたいところの1つとして、沖縄を選びました。今回が初上陸なんです!
写真は編集の賜物です(汗)。コンパクト・デジカメでの撮影なのですが、最近は撮影の表現力に少々限界を感じてきました。一眼レフの購入を検討しております。
ダイビングはやったことがないのです。ただ、海の中の神秘世界にぜひ触れたいと思っていますので、ダイビングの資格を取ろうかなと画策中。ここにきて、挑戦事項が増えております。