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2024/11/23 12:35 |
[Review] ファンタスティック・フォー/銀河の危機
ファンタスティック・フォー/銀河の危機前作の『超能力ユニット』に続き、今作もやってくれました『銀河の危機』。もう至るところでツッコミ所満載で、どこから突っ込んでいいのか分からなくて、終始(笑いで)顔を歪めながら鑑賞しておりました。
ここまで登場したアメコミヒーローの中で、最も正義感溢れ、且つ責任感も強いヒーローはいないと思いますが、『ファンタスティック・フォー』ほど、「おいおい、もういい加減いい大人なんだから…」と思わずにいられません。たった4人のヒーローの為に、市街地のど真ん中にあんなに立派なビル(敵から見れば『ここがヒーローの拠点です』って堂々とバラしているようなもん)、ビル内も最先端の技術が目白押し。これって全て税金で賄ってる? ただでさえ警察は勿論、軍ですら下回る出動回数しか無さそうなのに……
加えて何と言っても、ヨアン・グリフィズが扮するリード・リチャーズの恐るべき才能。見るからに開発に数日も要するようなマシンを、たったの3時間で作ってしまうとは! Mr.ファンタスティックは、実は少なくともあと10人はいるんじゃないかと思ってしまうくらいの速さ。確か前作の電磁波をモロに浴びて得た能力は、伸縮自在の身体だったはず。それがこれほどまでの驚異的な開発能力を身に着けてしまうとは……

前置きが長くなってしまいましたが、結論として、この映画は子供向けです。
他のアメコミヒーローも基本はやはり子供にも楽しめるような内容ですが、例えば『スパイダーマン』は能力を持つ者の責任や登場人物のお互いのすれ違いといった人間の内面にも深く踏み込んでいるため、大人も楽しめる作品であると思いますが、『ファンタスティック・フォー』ほどほとんど子供向け、というのもある意味珍しいかも。


では物語は抜きにして、VFXなどの映画ならではの技術や視覚効果は楽しめる作品なのか、というと、そうでもなく。
シルバーサーファーを除いては全て既出だし、シルバーサーファーにしてもこれといって目を見張るようなものでもなく…… 既に他の作品にも登場したように感じられるので、特に驚嘆するようなものではありませんでした。
アクション映画を観てスカッ」とも言いがたい作品ですので、まぁ一種の道楽として自由気ままに鑑賞された方が宜しいかと思います。

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2007/09/23 00:31 | Comments(0) | TrackBack() | Review - Movie

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