動物園や水族館では、決して観られない、ペンギンの知られざる生態をたくさん観る事が出来ます。
っていうか、あれだけ威風堂々となされている、おペンギン様を拝見したのは初めてだ。
鑑賞してて思ったのが、『皇帝ペンギンの雄と雌の区別ってあるの?』
例えば、ライオンだったら、鬣があるのが雄、というふうに、遠目で見ても容易に判断つくけど、
皇帝ペンギンは間近で見ても尚、雄と雌の区別が全くつかず。
(日本語版ですが)ナレーションがなければ、求愛~子育てまで、父親と母親の行動・役割が、全く分からなかったと思います。
ペンギンの持つ、ずんぐりむっくりの可愛らしさは当然前面に出ているとして、もちろんドキュメンタリーなので、自然の厳しさや、集団行動・子育てをする上での厳しさも盛り込まれています。
それはさながらメロドラマ。
例えば。
雌をめぐって雄同士が死闘を繰り広げるのはどこの動物界でも見られますが(人間界でもな)、皇帝ペンギンでは雌同士が争うようです。一羽の雄を巡って。
「ちょっと待ちなさい。その男は私が先に目をつけたのよ。横取りは見っともないんじゃなくって?」
「はっ。ちょっと年が上で経験豊富だからって、す~ぐに付け上がって。
あなたみたいなお局様なんか、鼻にすらかけてもらえないと思いますわよ。」
「な、何ですってぇぇっ!? 小娘の分際で、目上に気配るってことを知らないわけ!?」
「カマトトぶったって、どうせすぐに化けの皮剥がれるんだから、気をつけてくださいよって、
いう意味で、注意を促しただけですけどぉ~。」
「や、やめてくれ! 僕の為に、二人の美女(美ペンギン?)が愛と欲望と嫉妬のの争いを
繰り広げるなんて!!」
う~ん、こういうアテレコがついたらついたで、結構面白いかも。
但し、R指定受ける可能性は大。
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