既に過去上映された映画は、コアなところでなければこの眼で見ることはできないので、見比べられないのが残念。
盗みのテクニックもミステリーも、そして物語を彩る登場人物、特に女性も、クールというよりかはシュールでエレガント。『怪盗紳士』の名に相応しく、微妙にわざとっぽいのはまぁいいとして。
ドロボウ物、というより、ミステリー物を扱う映画は、様々な嘘や真実が謎の中で行き交い、終盤に向けて一つの筋へと導かれます。謎が紐解かれた瞬間の「あーっ! やられたっ!」と『思わせる』心地よさは、正にミステリー映画の醍醐味。
本を読むのとは違って、映画を観るために与えられる時間は限りがありますので、無理に推理しようとはせず、ありのままに眼に飛び込んでくる映像を楽しんでます。
また、エンドロールで驚いたのですが、登場する様々な煌くジュエリーの数々、アレ、全部カルティエなんですね。。。 うひょう。
総額いくらくらいなんだろ…
色々な登場人物や思惑が錯綜する物語は本当に面白かったです。ただ、エレガントさを醸し出すところに注力した映画ですので、過激で華麗な怪盗/ミステリー映画好きの人には、少々物足りないかもしれません。
何かこの『ルパン』の映画用のBLOGがあるようです。こちら。
映画宣伝用にBLOGが設けられたのを見るのは初めてなような気がする… というか、僕が気づくの遅いだけ?
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