珍しく冬に数回大雪に見舞われた東京。それに乗じて寒い日が続き、桜の開花も平年並みか少し遅れると予想されていたのですが、蓋を開けてみたら、平年に比べ1週間も早く開花してしまいました。随分と先走っているように感じるのは僕だけでしょうか?
聞いた話によりますと、冬が非常に寒く、春を迎えるにあたりその暖かくなる経過が急激になると、桜の生長も加速するんだとか。
3月下旬から4月中旬にかけての主役といえば、紛れも無く桜です。が、今年の桜はちょっと寂しいような気が。急激な開花ということも合って、花見に訪れる人の数が思ったほど多くなかった、というのもありますけれど、桜に限らず春の花の咲き方が、何となくですが疎らなような機がするのです。具体的にどうこう、というのは、専門家ではありませんので分かりませんけれども。何となく、です。
間近で見ると、確かに薄紅の美しい花を咲かせる桜。俯瞰図としてみてみると、やっぱりちょっと寂しい。もっと色とりどりに景色が塗られていってもいいような気もするのですが…
まぁ、さすがに人間が天候を自在に操るのはできませんからね。運を天に任せる、といったところでしょうか。
今年の東京花見は、六義園とソメイヨシノの発祥・染井霊園、そして、桜とのコントラストが映える東京タワーに行ってまいりました。
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