いろいろとニュースに取り上げられていたこともあり、興味本位で行って参りました。
結論。
広すぎて訳が分かりませんでした。
僕は生まれも育ちも埼玉、中学より学校は東京(大学は神奈川)、父方の祖母の妹が台湾に嫁いだ以外は全員親族が関東圏と、地方に住む方々の『方言』にとんと無縁の生活だったのですが(大学に入って、初めて身近に方言を感じました。友人とか先輩とか)、『ダイヤモンドシティ・ミュー』のあまりの広さに、無駄に方言になってしまいました。
「こげな広いところさ、オラァはずめてだべ~」 (←超適当)
ところどころに案内ボードがあるものの、分かったのは『自分が今どこにいるのか』。食品とか衣服とか、ある程度はゾーニングしているものの、「本当に目的地にたどり着けるのか??」という感じで。
しかし、今にして思えば、そういった構造になっているのも、経営者の狙いだったのかもしれません。
いわゆる、全天候型の大型ショッピングモールですから、色んな商品が、色んなお店が目に入る。別に買いたい目的がそこになくても、何となく琴線に触れるものが目が入ってしまうと、そこに足を運んでしまう。色々なジャンルの商品が、視界いっぱいに広がる。
対して、『ダイヤモンドシティ・ミュー』の両端は、JUSCOと三越。誰もが知るデパート。だから、どういったお店で、どういう商品が陳列されているか、どんな雰囲気かも何となしに分かりやすい。
「目的のものを、時には一目散(バーゲンとか)に買う時」には、JUSCOや三越を、「散歩がてらに各フロアを歩き、目に入った商品を手に取ったりしてみる時」には、中央の『ダイヤモンドシティ・ミュー』のショッピングモールを、といったところでしょうか。
しかし。
建てた跡地の場所だけに、地元密着型が非常に濃厚そう。公共の交通網を使う上ではあまり便利なところじゃないので、遠方からの買い物客はあまり多くないかも。
地域のコミュニケーションの場としてうまく活用することは出来ると思いますが、逆に排他的にならないことを祈ります。