いや、あのね。確かに面白かったの。まぎれもなく超大スペクタクル映画だし。
ただ、僕が悪かったのかのかも知れないけれど、昨今のCG技術の進歩で、『ただの超大スペクタクル』ではないんだろうなー、なんて、勝手に想像してたのね。
事実、CMでも、『娘を命懸けで守る父の愛』っぽいことが描写されてたし。
ただ、その『超スペクタクル』だけでは終わらせない+αの部分が、ちょっと薄く感じたし、
何よりあのトホホなラストは何!?
『A.I.』と同レベルじゃん。
というか、まだ『A.I.』の方が話の関連性があるから分かるものの、『宇宙戦争』に至っては………。。。
というわけで。
ラストがお粗末だったため、やはり『ただの超大スペクタクル映画』で終始してしまうのでした。。。
まあでも、宇宙人が人間を虐げる様子は、体が固まって凝視してしまうくらい凄かったけどネ。
これは後日談なのですが、トム・クルーズとスティーヴン・スピルバーグが連絡を取り合った際、『Mission : Impossible III』の、J.Jエイブラムス監督の調整の折がつかなかったので、『Mission : Impossible III』の撮影を延期させる代わりに、スティーヴン・スピルバーグも『ミュンヘン』を延期させて、この『宇宙戦争』を撮ろう、という話になっていたそうです。
はぁ。なるほど。
つまり、この二人にとってこの作品は、単なる中継ぎの位置づけでしかない、と。
結局、映像美だけを見せるような、いや、どんなに映像美『だけ』を強調したいとは言うものの、あれだけトホホなラストを見せられれば、折角の映像美も急激に台無しに……
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