まさしく、ジム・キャリーの真骨頂ともいえるコメディ映画。ベタで話の最後も見えやすい映画ですが、話の筋は通っているし、何よりメッセージも込められている。ただ単なるコメディ映画で終わらせないところにも、この映画の魅力ではないかと思います。
何もかもがついてない結果に終わってしまう男が、自分の不運は神の怠惰だと不満をぶちまけたところ、当の神から「キミが神をやれ」と言われて、神の力と役目を授かる。思う存分その力を自分の望みに使うあまり、神の役目の重圧に負け、また、神の力を自分のために行使するあまり、本当に大切なものを見失い、そして本当に失ってしまう。
まぁ、得てして人間というのは自分のことしか考えていないものです。勿論僕もですが。逼迫した人間であればあるほど、他人を思う余裕なんて無い。また、自分を犠牲にして他人を慮っても、結局幸せな他人を見て自分が幸せに感じたい、という、単なる自己満足に過ぎなかったり。
そんな『自分のこと』だけにしかその力を使わないでいると、いずれはその『業』としてしっぺ返しを食らう。本当に「人のために」なんて難しいけれど、小さなことでも積み重ねていけば、それが大きな『奇跡』につながりますよ、というメッセージが込められています。
それにしても、神の力の使い方が、あまりにも派手でしかもバカっぽくて面白い!
スプーンが欲しいと考えたときに、口からニュッとスプーンが出てきたり、悪漢のケツからサルが出入りしたり。その程度の小さなことであればさして影響が無いのでしょうけれど、大きいことをやらかすために力を行使すると、必ずやその影響が反動としてやってくる。
自分に与えられた力は、行使すべき場所や時間を間違えれば、たとえ神がかりな力であっても、悲劇を招くことがある。実は、何気にこういうメッセージも添えられてたりするんですね。
軽いようで、ちょっぴり重い、でも最高に面白い映画でした。
何もかもがついてない結果に終わってしまう男が、自分の不運は神の怠惰だと不満をぶちまけたところ、当の神から「キミが神をやれ」と言われて、神の力と役目を授かる。思う存分その力を自分の望みに使うあまり、神の役目の重圧に負け、また、神の力を自分のために行使するあまり、本当に大切なものを見失い、そして本当に失ってしまう。
まぁ、得てして人間というのは自分のことしか考えていないものです。勿論僕もですが。逼迫した人間であればあるほど、他人を思う余裕なんて無い。また、自分を犠牲にして他人を慮っても、結局幸せな他人を見て自分が幸せに感じたい、という、単なる自己満足に過ぎなかったり。
そんな『自分のこと』だけにしかその力を使わないでいると、いずれはその『業』としてしっぺ返しを食らう。本当に「人のために」なんて難しいけれど、小さなことでも積み重ねていけば、それが大きな『奇跡』につながりますよ、というメッセージが込められています。
それにしても、神の力の使い方が、あまりにも派手でしかもバカっぽくて面白い!
スプーンが欲しいと考えたときに、口からニュッとスプーンが出てきたり、悪漢のケツからサルが出入りしたり。その程度の小さなことであればさして影響が無いのでしょうけれど、大きいことをやらかすために力を行使すると、必ずやその影響が反動としてやってくる。
自分に与えられた力は、行使すべき場所や時間を間違えれば、たとえ神がかりな力であっても、悲劇を招くことがある。実は、何気にこういうメッセージも添えられてたりするんですね。
軽いようで、ちょっぴり重い、でも最高に面白い映画でした。
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