その前に観たパペットの映画といったら、『チーム★アメリカ/ワールド・ポリス』。あれはあれで面白さとお下品さが全開で、全編を通して笑い(というより爆笑)を誘う映画でした。
コープス・ブライドは、同じコミカルでも性質は真逆。パペットなのに、表情が豊かで、コミカルな構成の中にもしんみりとした雰囲気を漂わせています。
この映画で僕が一番注目したのは、主役のビクターとコープスブライドの『ピアノを演奏しているシーン』。パペットの操作は勿論、CG技術でさえ難しいピアノの演奏を、細かく丁寧に、そしてその場面の忠実に表現しているところが一番好きですね。
1時間30分弱という、意外と短い映画(1~2秒製作するだけで12時間かかるというんだからそうだろうな…)ですが、リズミカルでテンポもよく、とても面白い映画です。
Pre Visionを観てても面白かったので、公開してから数週間は、物凄い人が殺到して観るでしょうから、それからでも遅くないかも。ちなみに僕はもう一回観ます。空き始めた頃に(笑)
お ま け。
登場人物のほとんどが極細か極太の体系をしているのはさることながら、ドレスを纏ったご婦人達の歩きからがウケました。『物理的にありえねぇダロ。その歩き方は』って感じで。
PR
トラックバック
トラックバックURL: