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2024/11/23 06:22 |
[Review] シューテム・アップ
シューテム・アップクライヴ・オーウェン様ファンには垂涎の、

クライヴ様どアップ連続満載映画。

というのは冗談として。


終始ガン・アクションのみで構成されているわけではなく、一応政治的なサスペンスも盛り込んでいます。政治家の策略と武器の売人との思惑が交錯し、その思惑には主人公のこれまでの生い立ちにも絡んできます。
しかしそんなサスペンスフルな展開もそっちのけと言わんばかりのアクション・シーンの数々! かつての『イーオン・フラックス』を彷彿させますな。やはりアクション映画は、観客があっと驚くようなアクションを繰り広げてなんぼ。『ミッション・インポッシブル』シリーズや、『ダイ・ハード』シリーズのような爆発シーンはほとんどと言っていいほどありません。如何にして巧みで且つ派手なガン・アクションを繰り広げるかが、この作品の見所なのではないかと。だって未だかつてここまでアクロバテックなガン・アクションは観たことがありませんから。
その代わり、R-15の作品に相応しい、死屍累々シーン満載ですので、心臓の悪い方はご注意を。

それにしても、だ。
予算の都合上だからかと思うのですが、あからさまな合成をはじめとする手抜きが多すぎ
はるか上空からダイブして、ただでさえ自由の利かない空中なのにそれでもアクションをしながら正確に敵をしとめる、というのをやりたかったのでしょうけれど。明らかに合成だと分かってしまう描写は少々いただけませんでした。
そういえば、空中でダイブしながらアクションを繰り広げる、というのは、『アドレナリン』でもやっていたと思います。まだそちらの方が違和感無く鑑賞できたと思いますが…… 勿論地上に激突した後の様は、無残というより一種の滑稽さを感じてしまいましたけど(爆)。
まぁ、最近は『インサイド・マン』、『トゥモロー・ワールド』、『エリザベス:ゴールデン・エイジ』と、割と重い空気に包まれた作品に出演していたクライヴ・オーウェンですから、今作ではかなりはじけることができたのではないのでしょうか。


『トゥモロー・ワールド』と言えば、今作でも出産に立ち会っていましたね彼。連続とは行かないまでも、ここまで近い間に『出産』というシーンをこなした俳優は、後にも先にもクライヴ・オーウェンだけではないかと。
次回出演する作品にも、出産シーンがあって、それでもやはり立ち会うことになったりして(笑)。下手な男よりも、よほど出産に対する心構えとか、女性の気持ちがわかるのかも。

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2008/06/01 11:32 | Comments(0) | TrackBack() | Review - Movie

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