グルミットよ。その弾丸をも上回る機動力を、何故もっと早く発揮しないっ!?
というツッコミはぬきにして。
2006年米アカデミー賞の長編アニメ賞受賞の作品。個人的には、『ティム・バートンのコープス・ブライド』の方が好きですが、この映画も負けず劣らず面白かったです。
予想だにしなかった展開はないものの、本来問題解決をすべき主人公が屈指のトラブルメーカーになるところ(主人公が発明家、という設定であればよくある話)、一切しゃべることができない相棒が、知恵と勇気を振り絞って問題解決に勤しむところなど、思いっきり笑わせてもらいました。物語自体を捻らせようとはせず、純粋に観客に楽しんでもらおう、というのがよかったと思います。
色んな映画の名シーンを、パロディとして取り入れるのは、DREAM WORKSならではの手法なんですかね? 『シュレック』の時も、随所で見られました。
勿論、だからと言って全然悪いわけではありませんよ。むしろそのパロディが、キャラクターをより引き立てていますし。巨大ウサギ男が、ヒロインをさらっていくシーンは、正に『キングコング』。そして、最後の方で、グルミットが弾丸をも上回るスピードでウォレスを助けるシーンなんか、正に『スーパーマン』。
キャラクターの質感は、紛れも無く粘土ですが、クレイ・アニメとはいえ、ここまで豊かな表情や動きが出るとはビックリ。一部CG技術が使われているそうですが、同じ条件で言えば、手作り感は『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』の方が勝っているかもしれません。
エンターテインメントの基本である、『楽しむ』『楽しませる』に純化した、コメディテイスト満載のドタバタ活劇。友達同士で、カップルで、家族で、色んな仲間と観ることができるというのも、この映画の一つの魅力です。
というツッコミはぬきにして。
2006年米アカデミー賞の長編アニメ賞受賞の作品。個人的には、『ティム・バートンのコープス・ブライド』の方が好きですが、この映画も負けず劣らず面白かったです。
予想だにしなかった展開はないものの、本来問題解決をすべき主人公が屈指のトラブルメーカーになるところ(主人公が発明家、という設定であればよくある話)、一切しゃべることができない相棒が、知恵と勇気を振り絞って問題解決に勤しむところなど、思いっきり笑わせてもらいました。物語自体を捻らせようとはせず、純粋に観客に楽しんでもらおう、というのがよかったと思います。
色んな映画の名シーンを、パロディとして取り入れるのは、DREAM WORKSならではの手法なんですかね? 『シュレック』の時も、随所で見られました。
勿論、だからと言って全然悪いわけではありませんよ。むしろそのパロディが、キャラクターをより引き立てていますし。巨大ウサギ男が、ヒロインをさらっていくシーンは、正に『キングコング』。そして、最後の方で、グルミットが弾丸をも上回るスピードでウォレスを助けるシーンなんか、正に『スーパーマン』。
キャラクターの質感は、紛れも無く粘土ですが、クレイ・アニメとはいえ、ここまで豊かな表情や動きが出るとはビックリ。一部CG技術が使われているそうですが、同じ条件で言えば、手作り感は『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』の方が勝っているかもしれません。
エンターテインメントの基本である、『楽しむ』『楽しませる』に純化した、コメディテイスト満載のドタバタ活劇。友達同士で、カップルで、家族で、色んな仲間と観ることができるというのも、この映画の一つの魅力です。
ところで。
クレイ・アニメといい、ストップモーションといい、登場するキャラクターは『キモ可愛い』のが共通点なのでしょうか?
まぁ、だからといって愛着がなくなるわけではありませんが。
全てが『劇画調』のクレイ・アニメ、というのもいいかも(爆)
PR
トラックバック
トラックバックURL: