某掲示板とか某国で酷評の映画ですが、そんなに酷評するような内容ではなかったと思います(個人的に)。
でも、「歴史の偉大なる人物の偉大なる功績を見たい!」「歴史に残る戦争で、どんな戦略を馳せたのか見てみたい!」という人にはお勧めできません。
この映画は、王や王国ができあがる過程の、愛憎や葛藤といった裏舞台を描いた作品です。
もちろん、『歴史スペクタクル』映画ですので、戦闘場面は欠かせないのですが。
アレキサンダーについての書物も資料も読んでない自分なので、偉そうな事はツラツラとは書けませんが、
あれだけの若さで、ヨーロッパやアフリカ、中東アジアに至るまで領土を広げて、
きっと後世の人々は、彼を神の如く崇め奉っても、
結局、彼も一人の人間なんですね。
時には間違った判断もするし、他者の意見に惑わされもするし、過去や周囲の環境に対してコンプレックスも抱くし。
ただ単に、教科書に書かれてあるような表舞台だけじゃなく、こういう裏舞台に着目した映画というのもいいかもしれません。
なんてったって、ドロドロ好きですから(爆)
そういえば。
1月2日のテレ東の長時間ドラマ『国盗り物語』を見て、はまってしまいまして。
今、司馬遼太郎全集『国盗り物語』(残念ながら初版ではなく第2版)を読んでます。
コレを機に、アレキサンダーも色々な本を読んでみようかな…
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