年始のノロといいインフルエンザといい、全く以って病から切り離せない年の幕開けです。
酉年は経済的に豊かになるってジンクスのある年なのに(関係ありません)。
さて、風邪症状のときに必ずといっていいほど、お医者様に処方してもらえる『抗生物質』。
しかし、この抗生物質は『対微生物・細菌』である事に対し、『ウィルス』には効果がない、というのは周知のとおり。
しかも、抗生物質が耐性菌を出現させ、その菌のための抗生物質を開発しても、更に耐性菌が現れる…
いつになったら、というか、多分人類史永久の命題なんでしょうか。『あらゆる菌に効果のある抗生物質の開発』は。
『ウィルス性』の風邪に効かないとわかって、それでも抗生物質を出すのは、主に細菌感染から発症する肺炎対策だということです。
が。
●風邪の症状も、よほど重症でない限り肺炎には至らない
●抗生物質の服用で、肺炎は予防できない
●抗生物質は、肺炎が発症して初めて効果を発揮する
のだそうです(医学の事はほとんど分かりませんが、ちょこちょこっと調べた限りでは)。
さらに、抗生物質を過信して、あるいは間違った方法で服用する事によって、かえって重い副作用を招き、『風邪を引く』以上の重症になりかねない、などとも。
『薬もすぐれば毒となる』とは正にこのことですな。
こういう複雑な社会に生きているからこそ、自分の健康を自分で守るために、一人一人が、病気のこと、薬のこと、健康のことを真剣に考えなければいけないのかもしれません。
皆さんは、どう思いますか?
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