地球温暖化により、北極や南極の氷が溶けるが、それがもたらす地球環境の変動は、単に海面が急激に上昇するのではなく、一気に気温を氷河期に落とし込む、というものです。
何でも、氷が溶けたばかりの冷たい水が暖かい海域になだれ込み、水温が急に下降し、それが大気にも影響を及ぼして、巨大なハリケーンを作り出す。水温や気温の下降は止まる事を知らず、ついには海面上昇による大洪水の直後における凍結。
かつて、地球が経験した『全球凍結』や『氷河期』を、人間の手で作り出してしまいます。環境破壊のしっぺ返しとして。
ニューヨークの街を襲う巨大な波のうねりは、さながらノアの箱舟。
旧約聖書では、神は邪悪に満ちた人間を全て海の底に沈め、ノアの一族と清浄な動物の番いが箱舟に乗り、人間社会の再生を図ろうとした。しかし、この映画には人間社会の再生のために『選ばれた者』はいない。みな『平等』に、水の底に沈み、永久凍土の中にその身を埋葬される運命にある。
生き残るのは、ノア一族ではなく、『生きよう』とする意思と知恵のある者だけ。そういう意味では、現実的であり且つシュールでもあります。
まぁ、実際に全球凍結のような気候変動は、SF映画の世界ではなく『現実』の世界として、到来が予測されている、とも言われています。決して他人事ではないのですね。
そして、最終章の段階で見る、一面銀世界のニューヨーク。
しかしそこは、スキー場などで見る歓喜溢れる世界ではなく、銀色の砂漠そのもの。
何もかもが凍結しているので、オアシスなんてものはどこにも存在しない。
もし、何の目標もなく、ただあてもなく彷徨っていたら。見渡す限り銀色の砂漠で、何一つ見えるものが無かったら。
多分、砂漠以上に生きる気力を失わせる世界なのでしょう。
ポイントとして描写されているのが、「環境汚染のしっぺ返し」なので、もう一つの主線となる『親子愛』は、今ひとつ描写に乏しいものがありましたが、
『宇宙戦争』よりかは、良かったんじゃないかな、とも思ったりします。
一旦仲違いした親子も、大惨事を前に己の無力さを痛感するけれど、お互いを信じる事で乗り越えていく。確かに、涙がちょちょぎれるような感動のクライマックス、というものではありませんが、「ああ、良かった……」とホッと安堵させてくれます。
自然に対して、人間ごときの力で対抗できるわけが無い。でも、お互いを信じる事と、何があっても生き抜く意思が、自然に対する何よりの抵抗力なのかもしれません。
まぁそれは『今』の感覚からみたものですが、当時の科学水準から見ればとんでもなく夢溢れるものばかりだったんでしょうね。人や動植物の力を借りずに、科学の力で自動的に物事を進めるのは、人間の飽くなき探究心の成せる業なのでしょう。
色々と科学の小難しい話や単語が満載ですが、話の流れはいたってシンプル。
そして、この映画は何といっても、主人公レイが、固定観念に凝り固まった大人たちに接していって成長する過程を物語っています。
最初は単に発明好きの少年が、大人たちの思惑に翻弄されながらも、「では自分はどうするのか?」という確固たる信念を持つようになっていく。
それを本質(軸)として、大友克洋氏の物語の緻密さや映像美が枝葉として繰り広げられています。『千と千尋の神隠し』みたいな感じですね。
もちろん、高飛車で高慢ちきで傍若無人なヒロイン・スカーレットの心情の変化も、『お金儲けの裏側』をその目で実際に見ることで変わっていく様子も、一つの少女から大人への成長の過程として描かれています。
シンプルでのめり込み易い映画であるものの、声優陣が……
主人公レイ役とヒロイン・スカーレット役はともかくとして、その他があんまり……
特にロイド役の声優さんなんか、ちゃんと言葉を発音できてないじゃん……
微妙にしこりが残るなぁ。う~ん……
『男脳女脳診断』というのをやってみました。
あなたは、極端な考え方をせず中性的な考え方を持っており、融通が利くため、問題解決の時とても役に立ちます。冷静で論理的に物事を考える男性的な部分と、感情豊かにコミニュケーションをとれる女性的な部分を、両方持っており、また、考え方が理解できるため、異性、同姓を問わず、たくさんの友達ができます。
ただし、恋愛に関してはポリシーをもって友達で終わらないように注意しましょう。
だ、そうです。
なんかどこらへんが「冷静で論理的」を分析できる問題なのか、どこらへんが「感情豊か」を分析できる問題なのか、よく分かりませんでしたが……
自分ではそんなに感情豊かとは思ってないですけどね。ボキャブラリーも人一倍に少ないし。
何より冷静で論理的にもまだまだ修行不足だし。
って。
何だか自分の思っていたのと正反対の結果じゃねぇか。 orz
『経県値』なるものもやってみました。
■東北以北に行った事が無い
■九州以南に行った事が無い
という散々な結果に…… orz
日本を知らずして世界を語る無かれ。来年の目標は弘前城の桜の花見と由布院の温泉めぐりです。
たつさんより↓のバトンをもらいました。
1.回してくれた方に対しての印象をドゾ☆
とにかく元気。そして熱血。彼の辞書にpassiveは載ってません。
2.周りから見た自分はどんな子だと思われますか? 5つ述べてください。
10人中9人に理系出身と言われます。数学IIIとかCは一切やったことないのに……
最近、「どうしてそんなにCyberなんですか?」と真顔でよく言われます。
どうして、と言われても……
3.自分の好きな人間性について5つ述べてください
『面白い』 『奇抜』 『自由』 『落ち着いている』 『恐ろしい』
4.では反対に嫌いなタイプは?
『自己中心的』 『口が悪い』 『不衛生』
でも何より最も嫌いなのは、自分が大切にしているものを汚す言動。
5.自分がこうなりたいと思う理想像とかありますか?
一言で言うと『最後の砦』。
自分他人問わず、どんな人が抱えるどんな艱難辛苦も跳ね返せる強さを持ちたい。
6.自分の事を慕ってくれる人に叫んでください
まぁこんなヤツですが、最後までお付き合い下さい。
7.そんな大好きな人にバトンタッチ15名!(印象つき)
ムムッ。さすがに15人は難しいし、ホントにそれだけのバトンを渡そうとすると、
かえって迷惑になる。興味を持たれた方(知人に限る)、ご連絡下さい。
自分が今まで他者に対して、どれだけの影響(だけでなく、『何か』)を与えたかどうかはわかりません。
たった齢26の若造が、誰かに『何か』を与えられるなんて、ほとんど無いと思います。
でも。
『我が人生にすばらしい影響を与えた』という一言を貰えるだけでも、『僕』という『個人』が今まで生きてきた証になれるし、それが次への誇りになれます。
ありがとう。
今までの戦争映画は、「『戦争』について考える」ということを着眼した作りが多かったのですが、これは全く別のアプローチ。「『覚悟』について考える」ことを着眼した映画です。
普段何気なく使っている言葉でも、いざ口から意味づけて発音すると、その重みがズシリと伝わってきます。
戦時中なら尚更なのかもしれません。
卑怯者と罵倒されても生き延びる『覚悟』
そして、死ぬ『覚悟』
『ローレライ』にしても『亡国のイージス』にしても、上官は部下に対して必ずといっていいほど「生き延びろ」と、まるで命令のように言い放ちます。でも、この映画に出てくる上官たちは、一言も部下に対して「生き延びろ」とは言いません。
『大和』が特攻である、という性質もあるのかもしれませんが、『大和』に乗艦した17~18歳の乗組員達は、まるで本当に自分の身に起こりそうに無い夢物語に捉えるかのように、「お国の為に命を投げ打つ覚悟です」と言います。そんな彼らに、「生き延びろ」と言っても、きっとその想いは届かないのでしょう……
本当に「死ぬ」というのがどういうことなのか、分からない彼らには。
まるで、他人の絵空事のように。
17~18歳といったら、色んな希望や想いが満ち溢れている青春の年代。そんな彼らを前にして、上官たちは、「死ニ方用意」と教えて、一体どんな気持ちだったのでしょうか。
自分達の仲間が次々に死んでいって、日本を守らんとする要たる大切な船が沈んで、そのとき初めて知る事になる。
あの時、自分の両親や兄弟が好きな人たちが、「死んではいけない」と何故言ったのか。上官たちが苦しそうな表情で何故「死に方」について教えたのか。簡単に「命を捨てる」などと吐いた自分がどれだけ愚かだったのか。
失ったものの重さは、例え戦争が終わって60年経った今でも、決して取れるものではなく、逆に、取り去ってはいけないものでもあると思います。
あの時、彼らが抱いた生と死の『覚悟』はどんなものだったのか、今を生きている僕たちもまた、彼らが生き、そして今の『生』を享受できているからこそ、それを語り継ぐ『覚悟』が必要なんだと考えます。
ところで、この前の日曜日、妹が一人で実家に帰ってきました。
のろけ話炸裂かと思ったら、愚痴トークのオンパレード。
初々しい夫婦愛は、結婚1ヶ月で倦怠期に突入したみたいです。
理想と現実のギャップなんてそんなもんだよ妹よ。
残念。
