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2026/03/30 01:49 |
[Review] 県庁の星
県庁の星県庁勤めの父曰く、「あり得ない展開だっ!」と… (汗

これは観る人に分かり易く作っているから、でもあると思いますが、それにしても、公務員の『負』の側面が割と大袈裟に表現されているような気がします(ちなみに父の県庁勤務時代の職歴として、内部監査室があり、県庁の内部の動きを見ていたので、多分こういう意見が出ていたと思うのですが……)。
まぁ、もちろん県庁は題材であるに過ぎず、立場の違う人が出会ってからの、「何かを変えていくことは、人の意識こそが最も重要である」ということが目的の映画です。

そういう意味で、コメディ一辺倒の映画かと思いましたが、人の意識が文字通り『改革』し、されていく様子は感動しました。
最後が大団円でなかったことが、個人的にはちょっと納得いきませんが。
でも、それは制作者側の意図なのかもしれませんね。大団円になることこそが、こういうジャンルの映画の王道的な終わりなのですが、そうではない、本当の大団円のラストを描くなら、これからだ、というのが、制作者側の意図だと思います。

行政改革も、経営改革も、何かを成し遂げたらそれが終わりではない。
成し遂げた後から、本当の始まりである。
エリートがちがちの県庁君も、その場凌ぎで逃げてばかりのパートさんも、「そこから」始まっていくんでしょうね。


もう一つのメッセージとすれば、本当に『改革』すべきところは、どんなに小さくても、目の前にある問題である、ということ。そして、その小さな問題を解決できなければ、これから先、大きな問題を解決する事なんてできない、ということ。
もちろん、大きな問題は大事じゃないし後回し、というわけではありませんが、大きな槍応えのある問題ばかり目を向けて、小さな問題に背を向けていれば、それが積もり積もれば大きなしっぺ返しを喰らうことになる。それは、県庁やスーパーだけでなく、どこの世界も同じだと思います。
もちろん、僕も日常の仕事で、それに悩み、叱咤激励を受けて解決していっていますが。

大袈裟ですが、「よし、明日からまた仕事頑張るぞ!」という気にさせられる映画です。

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2006/03/12 12:37 | Comments(0) | TrackBack() | Review - Movie
[Review] イーオン・フラックス
イーオン・フラックスこの映画のプレ・ヴィジョンを観ても、あまり詳しい説明はないし、未来を描いた映画に良くある、「単なる『完璧に統制された社会』と『それに立ち向かう反抗勢力』を描いた映画なんだろう」とたかをくくっていましたが…


見事にやられたよぅ ママン…… orz


物語の大まかな道筋は、間違いなく「『完璧に統制された社会』と『それに立ち向かう反抗勢力』を描いた映画」です。代表作としては、『マイノリティ・リポート』、『アイ・ロボット』、『アイランド』がそうですね。
これらはそれぞれ、『犯罪予知システム』、『ロボット』、『クローン』を主軸に、鬱陶しいくらいの管理社会が描かれていますが、この『イーオン・フラックス』は、どちらかというと『マイノリティ・リポート』に良く似ています。また、物語の展開の仕方やアプローチの仕方も『マイノリティ・リポート』に似ていると思います。

ただ、大きく違うのは、『マイノリティ・リポート』はミステリー映画で、『犯罪予知システム』という主軸を大きく変えずに真相が明らかになる映画に対し、『イーオン・フラックス』は、ミステリー映画ではないので、黒幕が最初から分かっているものの、『主軸』となるものが後半になって徐々に明らかになっていき、最終的に収束する、というものです。
そういう意味もあってなのか、序盤の段階ではあまりよく物語の展開が良く見えず、また、人物の相関関係もあまりよく分からなかったのですが、中盤から後半にかけて、話の道筋が一気に『一つの点』へと導かれた時は、それこそ『マイノリティ・リポート』以来の感激を味わいました。

なるほど、それなら、プリ・ヴィジョンで『ハウルの動く城』ばりにほとんど情報を出さなかったことも頷けます。最初は「大丈夫かこの映画?」と思ってました。アカデミー主演女優賞のシャーリーズ・セロンが主役なだけに。


それにしても、シャーリーズ・セロンの身体の柔らかいこと柔らかいこと。
昔、バレエをしていたそうですが、それでもあそこまでの柔らかさは無いだろう、って感じでした。むしろ中国雑技団? サーカスのコントーションとか。

また、この映画で難(難というほどのものではありませんが…)を言えば、『全身武器』と銘打っているのに、あまりそういう感じがしないこと。
拳銃と格闘と、隠し武器で戦っているのですが、もちょっと『全身武器』っぽくてもいいのでは。例えば、髪の毛に特製の薬をまぶすと、針のような武器になるとか。
……って、それは妄想のしすぎか。(汗)


この映画のセットや小物で、ちらちらとですが日本形式のものが出ているのはちょっと感激しました(パンフレットを見ると、正確には違うようですが…)。
通行人がさしている傘だったり、主人公イーオンが侵入した黒幕の部屋だったり、主人公の妹の住まいだったり、桜が咲き乱れる公園だったり。
この映画の元は、どうやらアメリカのアニメらしいので、もしかしたら、そこで描写されている背景が、そういう日本テイストのものがあったのかもしれません。一面無機質な灰色を彷彿させる未来社会のセットなだけに、時折出てくる日本テイストのセットは、観ていてちょっと嬉しかったです。

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2006/03/11 23:08 | Comments(0) | TrackBack() | Review - Movie
[Review] Mr.インクレディブル
Mr. インクレディブル戦隊もののヒーロー映画ではなく、奇をてらった家族もののヒーロー映画。マイケル・ベイの映画も真っ青のアクションが、息をつくまもなく繰り広げられる様子は、アニメと言えども圧巻の一言。

しかも、ただ単なる悪の権化に正義の鉄槌を下すだけでなく、『家族』を軸に、その背景もしっかりと描かれていて、面白い映画でした。
家族を愛するあまり、抑えきれない自分の力を持て余すあまり、苦悩の日々を続けるヒーロー像というのも、ヒーローが望んだ『普通の姿』なのかもしれません。
笑いあり、でも家族愛を引き立てるドラマありと、シンプルな作りながらもしっかりとメッセージを組み込んだ映画だと思います。

2005年のアカデミー賞長編アニメ賞の栄冠に輝いたのも、頷けます。
欧米の子供たちだけでなく、きっと、どの国の子供たちにも、子供だけでなく老若男女全般的に好かれる作品なのではないのでしょうか。


まぁ、大規模ヒーローもの映画にはつきものの、大規模市街地破壊活動は、アニメ世界でも同じなんでしょうね……(笑)


よくよく見たら、これは『ファンタスティック・フォー』をあやかっていたりする?
超怪力だったり、伸縮自在の身体だったり、透明人間やバリア能力、果ては高速移動と発火能力。

まぁ、『ファンタスティック・フォー』はアメコミ特有の匂いがする、純粋なヒーロー映画ですが。
「『普通』にあこがれる」「『家庭』を持つ」ヒーローだからこそ、その味わいが幾重にも増したんだなと思います。

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2006/03/10 20:54 | Comments(0) | TrackBack() | Review - Movie
[Review] キャプテン・ウルフ
キャプテン・ウルフ相反する性格の人物が出会い、ぶつかり合いながらも互いの存在を認めながら変わっていくという、正統派でベタな物語です。結構先が見えそうな話の展開ではありますが、コメディが本当に面白かったので、観て良かったと思いました。

何より軍人の行動規範を、通常の一般生活の、しかもベビーシッターに持っていくのですから。

こういう無茶苦茶な展開は、予想通りと分かっていながらも、笑ってしまいました。
そして、お互いに理解を深め合った成果が、最後の最後で連係プレイとして発揮されるところも。「ベタだな~」と思いつつも、その展開の面白さは十分なものがあります。

ただ、やはり最後の最後はお涙頂戴のシーンが。
ベビーシッターの任務(?)を終え、軍人の生活に戻る寂しさは、きっと、子供たちと触れ合う、という生活をしなければ、きっと味わうことができなかったのでしょう。


ディズニーが配給元なので、銃撃戦や爆撃などが繰り広げられるのかとハラハラしました(まぁそれがあっても別にどうってことありませんが、さすがに子供向けですからねぇ……)、そういったものは一切無く。
あ、でもベビーシッター先の家には探知機とか監視カメラとかはつけられてましたケド。

愉快痛快に楽しめるドタバタコメディー映画です。
こういったジャンルをお好きな方は是非。お子様とご一緒でしたら尚可かと。

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2006/03/07 23:47 | Comments(0) | TrackBack() | Review - Movie
[Review] シリアナ
シリアナジョージ・クルーニーがあんなにおデブになっているなんてぇぇぇーっっ!!
と思っているのはきっと僕だけではないはず。


正直言って、よく分かりませんでした。話が複雑すぎて。
半オムニバス形式みたいな感じで物語が進行するので、あちこちシーンが飛び回ったりするものの、切り替わりが不快ではありませんでした。
大半は、自分の勉強不足の所為でしょうけれど。orz

アメリカが何らかの権力と秘密裏に結託している、という話は、よく、ではありませんけど耳にします。『華氏911』を観た時も、ブッシュ大統領とビン・ラディンが繋がっている事を赤裸々に暴露した、とか。
まあ、『華氏911』はマイケル・ムーアの主観「しか」出ていない映画なので、映画そのものも個人的にではあるけれども受け入れられるとは到底思えないし、ましてや『華氏911』で語られている事が本当かどうかなんて分かりません。

ではこの映画はどうでしょう?
やはり、映画を観終わった後でも、制作陣の『自己満足』や『主観』が割と色濃く表面に出ていると思います。もちろん、『華氏911』のように、主観「しか」出ているとも、左右どちらかの思想に傾倒しているとも言えませんが。
ただ、『石油』という、地球上最も高価で取引され、且つ、最も利権争いが激しい『商品』を巡って、常人では計り知れないだろう陰謀と策略が張り巡らされているのは、きっと本当なのでしょう。この映画がフィクションであろうとノンフィクションであろうと、人類が扱う『エネルギー』を掌握する戦いが、今正にこの時にも繰り広げられているのではないのでしょうか?


爆撃はある。銃撃もある。でもテロ映画のような激しさは無い。
かと言って頭脳戦のような映画かといえば、確かにそうだけれども表立ってそういう色の映画ではない。
淡々と始まり、淡々と事が進み、淡々と終わる映画。
感動はどこにも無い。
けれど、考えさせられる映画。

今の石油市場が、本当に『陰謀』と『腐敗』で成り立っているのだとしたら、それを壊す事が果たして人類にとって幸せをもたらす結果と成り得るのか?
『今のまま』の世界を維持するためなら、『陰謀』と『腐敗』はそのまま黙したままでいいのか?
世界はこのままでいいのか変える必要があるのか、この映画がその疑問点の一角を投げています。


貴方の答えは、何ですか?

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2006/03/05 10:30 | Comments(0) | TrackBack() | Review - Movie

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