冒頭の部分からいきなり主人公の友人が殺され、目撃者として主人公もピンチになり、その他、色々な勢力が入り乱れてそれぞれの主張を訴えたりと、一見するとよく分からない展開が続くのですが、終わってみると最っ高に面白い映画になっていました。
裏社会というダークな部分を取り扱いつつも、それをシリアスに捉えるのではなく、コメディテイストに描くことで、『オーシャンズ11』にも似たようなクールなエンターテインメントに仕上がっています。予想を裏切るような展開が続くので、観ているこっちも、「この仕掛けは、次に誰にどう作用されるんだろう!?」とワクワクしながら期待せざるを得ません。
結構、人の自尊心とか心理をついて、自分の掌の上を走らせる仕掛け系の映画化と思いましたが、実を言うと、あまり仕掛けはないんですね。他のキャラクターがものの見事にその仕掛けにはまったというか。むしろ主人公がしたことの最も大きなことは、音楽業界の裏社会にはまった、歌姫を夢見る一人の女の子を救い、見事ステージに立たせること。それを阻む色々な障害があるのですが、見事に切り抜いていきます。
その手法が、ほんのちょっと仕掛けを施して、あとはその仕掛けにはまるように心理的に後押しするだけ。相手方も、主人公をハメようとしますが、むしろそのハメ方が裏目に回り。結局ドツボにはまっていくという、傍から見れば「うわああ、コイツら頭悪いぞ」と思ってしまいつつも、その事の顛末は笑わざるを得ません。ある意味ありえませんがね。
多分、主人公はこうなることを読んでいたんでしょうか。自分が施した仕掛けは小さくても、自尊心溢れる他のキャラクターが、勝手に事を大きくして勝手に自滅していく。でも、それも主人公の観察力と、情報収集能力と、度胸の賜物なんでしょう。
変にドサ回りをするような、単に笑いを取ればいい、という映画ではなく、計算尽くされた形で観客を魅了し笑いを取らせる。BGMも思わず身を乗り出しそうなクールな音楽。そして、互いをハメようと頭脳戦を繰り広げつつも、結局は踊らされている物語構成。
色々な要素が複雑に入り混じりながらも、一つの映画として面白さを引き出しているのが、この映画の魅力です。
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嘘です、すみません。思い通りではないです。
対クロアチア戦後、『言いたいことは全て終わってから』と申し上げましたが、対オーストラリア戦と何ら変わらない展開に、言葉を失ってしまいました。
ブラジルにとって、もちょっとてこずってもよかったかなー、と思ったのに、だ。
日本選手の皆さん、お疲れ様でした。
※ちなみに対ブラジル戦も、TV観戦はせずYahoo!のサイトを見るのみ。
まぁあれだ。俺のジンクスなんぞ関係なかったな。
品川港南口方面に始めてきた友達との会話。
「あのさぁ、あそこ、やたらとカラス達が騒いでいるところ、あれ、何?」
ああ、あれ? 殺戮の坩堝。
「……………………え?」
あの施設では、夜な夜な断末魔の叫びが地の底から這い出るように
轟いているんだよ。カラス達は、さしずめ彼らを弔う鳥葬の役目かな。
「………………………………」
毎日のように鎖に繋がれたものたちが一斉にあの施設に入って、
自分の最期を今か今かと戦々恐々と震えながら待っているんだ。
「な、何でそんな施設が? 誰がそんな酷いことを?」
誰が……って、東京都でしょ?
「東京都が、そんなこと許していいの!?」
えー? だってしょうがないじゃん。自分たちのためだし。
それに、都民の事も考えての施設なんだよ。
「イヤだよ! 何で殺戮が都民のためなのさ!」
じゃあ、君はあの施設には反対?
「反対反対! 絶ーっ対反対!」
んじゃ、今日今の時点から君の食事にステーキはなしね。
もちろん牛丼もね。
「……………………え?」
というわけで、正解は東京都中央卸売市場の屠蓄場です。
ここで、出荷された生体の牛さんや豚さんが生肉処理されて、私達の食卓に運ばれるんですねー。勉強になりましたねー。
もちろん近くにはマンションがありますため、防音対策はできてますよ。断末魔なんて聞こえません。あ、でもこれから卸売市場へ入っていく自分の死期を悟った牛さんたちの心の叫びは聞こえますけど。
「あのさぁ、あそこ、やたらとカラス達が騒いでいるところ、あれ、何?」
ああ、あれ? 殺戮の坩堝。
「……………………え?」
あの施設では、夜な夜な断末魔の叫びが地の底から這い出るように
轟いているんだよ。カラス達は、さしずめ彼らを弔う鳥葬の役目かな。
「………………………………」
毎日のように鎖に繋がれたものたちが一斉にあの施設に入って、
自分の最期を今か今かと戦々恐々と震えながら待っているんだ。
「な、何でそんな施設が? 誰がそんな酷いことを?」
誰が……って、東京都でしょ?
「東京都が、そんなこと許していいの!?」
えー? だってしょうがないじゃん。自分たちのためだし。
それに、都民の事も考えての施設なんだよ。
「イヤだよ! 何で殺戮が都民のためなのさ!」
じゃあ、君はあの施設には反対?
「反対反対! 絶ーっ対反対!」
んじゃ、今日今の時点から君の食事にステーキはなしね。
もちろん牛丼もね。
「……………………え?」
というわけで、正解は東京都中央卸売市場の屠蓄場です。
ここで、出荷された生体の牛さんや豚さんが生肉処理されて、私達の食卓に運ばれるんですねー。勉強になりましたねー。
もちろん近くにはマンションがありますため、防音対策はできてますよ。断末魔なんて聞こえません。あ、でもこれから卸売市場へ入っていく自分の死期を悟った牛さんたちの心の叫びは聞こえますけど。
駆けつけた試合は必ず日本代表に不敗をもたらすロンメル君(10歳/♂)
vs.
観戦した試合は全てと言っていいほど日本代表が負けるワタクシ(27歳/♂)
vs.
観戦した試合は全てと言っていいほど日本代表が負けるワタクシ(27歳/♂)
究極のジンクス対決。対オーストラリア戦を制したのは僕でした。
ちっとも嬉しくないけどな。
昨日行われた対クロアチア戦。やっぱり僕も日本代表の行く末が気になる一ファンなので、テレビ観戦はせず、Yahoo!のリアルタイム解説を時々チェックするくらいにとどめました。
結果は0-0。
何とか首の皮一枚残ったという感じですね。相変わらずピンチなのは変わりありませんが。
言いたいことは山ほどありますが(観てないくせに(爆))、それは全て終わってからに。リーグ突破をかけて残るはブラジル戦。月並みな応援はいたしません。死力を尽くしてください。
ところが。
試写会などの前評判は上々。オリジナルには無い映画ならではの物語が繰り広げられ、原作を知らない人でも容易に入り込む事が出来る、という言葉に、期待と共に一抹の不安が過ぎりました。観る直前で緊張するなんて……
やきもきするのも体に悪いので、意を決して観る事に。
結果。
面白かった! というか、それ以上に「やられた!」という感じです。
まぁ、多少不自然なところはありますけどね。人が大勢いるところでデスノート広げて書くシーンなんて、自分がキラですって言ってるようなもんじゃん! と突っ込みたくなりますが、まぁそれは映画で初めて『デスノート』を知る人に対する処置でしょう。というか、そういうふうに割り切らないと。
そう、原作を知っている人は、過度に原作を期待するのはよくありません。『ダ・ヴィンチ・コード』で痛いほどよく分かりました。何しろオリジナルキャラが出ているのですから、これはこれで楽しもう、という姿勢が一番です。
でも、前半部分は割りと原作に沿って話が進みます。FBI捜査官レイを殺すところくらいまで。
そこから話は急展開。映画ならではの物語が進みます。そして来る南空ナオミの殺害シーン。このシーンに見事やられました。きっと、原作を読んでいる方でも、「えっ! まさかそんな展開に!?」と驚くに違いありません。勿論、それは悪い意味ではなく良い意味で。
この『デスノート 前編』は、どちらかというとデスノートの使い方とか、キラでありながら決してキラとは見られないように行動する夜神月の暗躍がメイン。原作と同じように、監視カメラ越しの対決はあっても、お互いがお互いを見つけ出す、Lはもちろんキラを追っているのですが、キラ=夜神月は、Lが誰なのかを探っている、という印象はあまり見られませんでした。
それと、L好きな僕としては、Lのシーンをもっと増やして欲しかった、といいたいところですが、それも割り切りで処理しました。あまり贅沢は言ってられません。
また、原作の夜神月は、潔癖すぎるくらいの真面目な学生ですが、映画はどこにでもありふれた一般学生っぽいところが個人的に良かったです。
Lの所作は正にLそのもの。若干推理が突飛だなぁと思うところはありますが、それを差し引いてでも、Lの行動や甘い物好きは面白かった。L登場部分で、統計的に論理的に大量心臓麻痺事件を大量殺人事件と結びつけるところも面白く観ることが出来ました。
さて。
前半は、むしろ何も知らない人に対して若干分かり易く作ったと思います。個人的な感覚ですが。
このノリで行くと、多分後半の頭脳戦は、もっとスピーディになると思いますよ。既に、コミックスでも、「台詞が多すぎてよくわかんなくなってきた……」という声を耳にしますので。
そういう人達を振り落とすことなく、映画版『デスノート』らしい後編ができるかどうか。今からが楽しみです。
