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2024/04/25 04:36 |
[Review] シリアナ
シリアナジョージ・クルーニーがあんなにおデブになっているなんてぇぇぇーっっ!!
と思っているのはきっと僕だけではないはず。


正直言って、よく分かりませんでした。話が複雑すぎて。
半オムニバス形式みたいな感じで物語が進行するので、あちこちシーンが飛び回ったりするものの、切り替わりが不快ではありませんでした。
大半は、自分の勉強不足の所為でしょうけれど。orz

アメリカが何らかの権力と秘密裏に結託している、という話は、よく、ではありませんけど耳にします。『華氏911』を観た時も、ブッシュ大統領とビン・ラディンが繋がっている事を赤裸々に暴露した、とか。
まあ、『華氏911』はマイケル・ムーアの主観「しか」出ていない映画なので、映画そのものも個人的にではあるけれども受け入れられるとは到底思えないし、ましてや『華氏911』で語られている事が本当かどうかなんて分かりません。

ではこの映画はどうでしょう?
やはり、映画を観終わった後でも、制作陣の『自己満足』や『主観』が割と色濃く表面に出ていると思います。もちろん、『華氏911』のように、主観「しか」出ているとも、左右どちらかの思想に傾倒しているとも言えませんが。
ただ、『石油』という、地球上最も高価で取引され、且つ、最も利権争いが激しい『商品』を巡って、常人では計り知れないだろう陰謀と策略が張り巡らされているのは、きっと本当なのでしょう。この映画がフィクションであろうとノンフィクションであろうと、人類が扱う『エネルギー』を掌握する戦いが、今正にこの時にも繰り広げられているのではないのでしょうか?


爆撃はある。銃撃もある。でもテロ映画のような激しさは無い。
かと言って頭脳戦のような映画かといえば、確かにそうだけれども表立ってそういう色の映画ではない。
淡々と始まり、淡々と事が進み、淡々と終わる映画。
感動はどこにも無い。
けれど、考えさせられる映画。

今の石油市場が、本当に『陰謀』と『腐敗』で成り立っているのだとしたら、それを壊す事が果たして人類にとって幸せをもたらす結果と成り得るのか?
『今のまま』の世界を維持するためなら、『陰謀』と『腐敗』はそのまま黙したままでいいのか?
世界はこのままでいいのか変える必要があるのか、この映画がその疑問点の一角を投げています。


貴方の答えは、何ですか?

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2006/03/05 10:30 | Comments(0) | TrackBack() | Review - Movie

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